ヴェルヌワールド日記その3






11日目:

ポーラステーションに戻ったYOU一行。
まずは腹ごしらえとシャオリンが料理を振る舞ってくれます。
しかしその場にデビッドたちの姿は無し。5人だけで食いやがりました。
すぐ近くなんだから呼んでやれよ。もしくは合流してから食え。
薄情な連中です。

自分達だけで食うだけ食ったらようやく状況報告のためにデビッドたちのところへ。
するとYOUが中に入った途端デビッドとクリスにボコられます。
無視して料理食べていたのが匂いでバレたのかしら?酷いや!
…と思ったらそういうわけではなくロボットと勘違いされた模様。
すると今度は奥から見慣れないおっさんが。

ギラーミン:
「君たちが、地底島へ向かったムチャな子供たちだね。
私がギラーミン。君たちを救助しに来たんだ。」

彼の名はギラーミン。救助に来た人間だそうな。
まぁぶっちゃけ怪しさいっぱいですけど今はとりあえずそういうことにしておきましょう。

で、そんなギラーミンさんですけどあって早々、

ギラーミン:
「助かりたくないのかね!こういう時、勝手な行動をとられるのが一番困るんだ!」

…といった感じで偉そうに指示しだします。

ギラーミン:
「だまって私にしたがいなさい。まず、2つのグループに別れてもらおう。
デビッド君、ニコライ君、ソム君。
君たちは気送列車の担当だ。なぜ気送列車が動けないのか、原因を調べてくれ。
クリス君、YOU君、ケイ君、シャオリン君。
君たちは、そのアイという子を探しに行きなさい。
エマ君は残って、通信に気をつけていなさい。
さ、各自、仕事にかかるんだ!」

そんなわけで戦場島・宇宙島へのルート確保のための班とアイ捜索のための班に別れることに。
ちなみにギラーミンさんは指示するだけしといて一人そそくさと単独行動に。
「こういう時、勝手な行動をとられるのが一番困るんだ!」って抜かしたのはどこのどちら様でしたっけ?
怪しいにもほどがありすぎですよギラーミンさん。

デビッド組と一時別れまずはアイ捜索を。エマがアイからの通信を録音してくれているので聞いてみる。

アイ:
「YOU君、私は、どうやら歌姫にまちがわれて……ガガガ……
……・ド・ハッツという機械魔術師が……ガガガ……」

なにやら手違いで変なのに捕まった模様。災難ですな。
でもって相変わらずどこにいるのかはわからないのでまずはフォッグに会いに行くことに。
ギラーミンの意向全く無視。反抗期です。
とりあえずエマの勧めで情報収集のためにリバプール館に向かうことにしました。
…って情報はすでにフィックスから上海港のタンカデール号だと聞かされているのですが。
まぁフラグの関係で行かないと話進まない可能性があるので素直に従うことにしましょう。

そういえばアレンの馬鹿たれは相変わらずお眠でした。
本当に役に立たんなこいつ。

リバプール館へ。
革新倶楽部の人たちから話を聞いてみる。

サリバン:
「私は、フォッグが日本にいると思うんだ。
なぜなら、彼の従者であるパスパルトゥーが、今、日本にいるんだからね。
これはたしかな情報だよ。なにせ、芝居小屋の支配人に聞いたんだからね。」



フラナガン:
「フォッグが、今どのあたりにいるのか。
それは、彼が八十日で世界を一周できるかどうかを大きく左右する大問題だね。
私が予想するところによると、フォッグはインドで、かなりてまどると思うんだ。
なにせ、あそこでは、彼が美しい女性を助けだすという大事件が起こるからね。」



スチュアート:
「フォッグが今どこにいるかそこが私たちの賭けにとって大きな問題なんだなぁ。
私の予想では、やつは今ごろ中国あたりにいると思うんだ。
中国といえば、ジャンク屋を知っているかい?
ずいぶん変わった品物をあつかっているらしいんだよ。
ジャンク屋は酒場の奥にある。ラオチューをたのむと奥に通してくれるよ。
たしか、ロボットパーツとか言ったっけ。」

…といった具合。
どいつもこいつも憶測で好き勝手言ってくれます。
とはいえ従者のパスパルトゥーが日本にいるという新たな情報が手に入ったのでまずは向かってみることに。
中央島が正常に戻ったことにより休止していたカートが復活したので早速乗ってみます。
ヨーロッパ→インド→中国→日本→シスコ→ニューヨーク→ヨーロッパ→…
…と一方方向でしか進まないので乗る際は少し注意。

日本エリアの芝居小屋へ。
入ると見世物の天狗踊りが見れます。んでもって踊ってるのがパスパルトゥーでした。
そこで早速会おうとするも呼び込みネズミに足止め。
会いたいなら饅頭よこせと要求されました。20個ほど。
卑しいネズ公です。

饅頭は幸い日本エリアで売っているのでちょっと小屋を出れば即購入。
1個400なんで計8000。EPなどこれまでで散々稼いでいるとはいえ結構お高い出費です。
饅頭を渡し楽屋に入るとパスパルトゥーが。

パスパルトゥー:
「フォッグ氏は、私を探すため、中国から船に乗って、この日本に現れるのだ。
だから、今は中国にいるのである!」

というわけでフォッグが中国にいるという情報を改めて聞かされました。
とりあえず進展も無さそうなので素直に中国エリアへ。
港に向かうとたしかに船の姿が。しかし中に入れません。
とりあえず近くにいる船長っぽい人に話しかけても、

バンズビー:
「タンカデール号は、上海から横浜にしか動かない船なんだよ。」

と言うだけで話にならず。顔グラ付キャラのくせにバンズビー役に立ちません。
かくしてここでちょっと手詰まり。インドエリアにも向かってみるものの情報もなくこれ以上進展が望めません。
そこでひとまず少し前に壊れて飛空島に運ばれたフィックスの様子を見に行くことに。新たな情報が聞けるかもしれません。

それはそうと中国エリアのショップにて炎のBボールなんてのが売ってました。
どんなボールだよ。
今後どんな属性ボールが出るか楽しみですね!なめんな!
そういえば某大作RPG10作目にも属性付加ボール装備して戦うおっさんがいたなぁ〜
まさかヴェルヌからのパクリだったとは!?(被害妄想)

飛空島へ。

サミュエル:
「おう。フィックスなら届いているぞ。ひどくやられたもんだな。」

YOU:
「修理の方はどうですか?」

サミュエル:
「こりゃ巨人号を直すより、時間がかかりそうだ。」

シャオリン:
「しゃべらせることだけでもできないの?聞きたいことがあるのよ。」

サミュエル:
「ボイスパーツがいかれている。この手のパーツがあるのは、ジャンク屋だな。
話はつけておくから、取ってきてくれ。」

というわけで話が出来るようにするためボイスパーツを取りにいくことに。
ジャンク屋に関してはリバプール館で場所と中に入る手順はすでに聞いています。
中国エリアに戻ります。

酒屋に入るとおやじにラオチューを頼みます。
するとカウンターから奥のジャンク屋に入れるように。
そしてジャンク屋に話しかけるとサミュエルから連絡済みですんなりボイスパーツを入手。
再び飛空島へ。

サミュエルにボイスパーツを渡すと話が出来るように。

サミュエル:
「おい、フィックス。話せるようになったぞ。」

フィックス:
「タイホだぁ!フォッグ、タイホするぅ!」

ケイ:
「まだ、こわれてるんじゃないの?」

サミュエル:
「もともと、こんなヤツなのさ。フィックス、ゲストの人が、何か聞きたいと言っとるぞ。」

YOU:
「あなたは、フォッグさんがタンカデール号にいるって言いましたよね。」

フィックス:
「そうだ。そこまでは、調べがついておる。
フォッグは地震で船にとじこめられたというわけさ。まぬけなヤツだ。
どうだ。私の代わりにフォッグをタイホしないか?
このポリスバッジを使えば、あのバンズビーといえども秘密を話すだろうよ。
サミュエル、この子らにバッジをわたせ!」

サミュエル:
「まったく…。動けないくせにいばりやがって。
ほら、これがバッジだ。」

フィックス:
「バッジは貸すだけだからな。あとで必ずかえせよ。
ああ…。動けるようにさえなれば、自分でフォッグを捕まえるのになぁ。」

そんなわけでフィックスからポリスバッジを借りる事に。
しかい動けないのにやたら元気だなぁフィックス。

バッジを持ってバンズビーの元へ。
話しかけると中にフォッグがいることを白状します。
しかし船が横浜港に着かないと出ることができないそうな。
なんとも不便な。
そこでじゃあとっとと横浜港向かえよ!という話になるわけなんですが…

バンズビー:
「なさけない話だが、この船は私が動かしているわけじゃないんだ。
インフォメーションで私のデータを調べてもらえば分かるよ。」

バンズビーさん。船長の分際で船が動かせませんでした。
なさけなさすぎだよ…なんのために居るんだこの人。
とりあえず言われたままにデータを見るためエマのところに向かうことに。

ポーラステーションに戻りエマにデータを調べてもらう。
するとどうやら地下1階のコンピューターがタンカデール号を動かしている模様。
操作しに地下にいく必要が。
そんなときちょうどデビッド班が帰還。情報交換することに。
とりあえず戦場島も宇宙島も列車が途中で止まっていてまったく動かないため移動不能な様子。海底島にいたってはパイプが途中でちぎれていたそうな。
ようするに進展ゼロです。駄目じゃんデビッド班。
一方YOU班はこれから地下に向かうという話をしたところ気送列車も動かせる可能性があるかもということで合流して行くことに。
地下は危険かもということで年長者であるYOU・ニコライ・デビッド・クリス・ソムの5人で進むことに。
どいつもこいつもギラーミンの意向無視しすぎ。すでに一部に不審がられているとはいえ気の毒です。
あと戦力的に全体技持ちのケイ・シャオリンが抜けたのが痛すぎます。危険なのにー。

地下に向かうとコンピューターが。
調べるとソムは手際よくタンカデール号を横浜港まで操作してくれました。
しかしここでは気送列車までは残念ながら操作できず。どうにも地下3階にあるコンピューターなら操作可能らしいのですが現状ではそこまで地下には潜れません。
しかたがないので後回しに。まずはフォッグに会いに行きます。

ニコライ:
「まあ、これでフォッグさんに会えるんだ!」

デビッド:
「フォッグに会って、ヴェルヌの居場所を聞いて、ディスクを渡す…。
そうすりゃ、ワールドも、もとどおり。
地下の人々もおめざめってわけだ。」

クリス:
「そう簡単に行くとは、思えないけどね。」

デビッド:
「かわいくないなあ、おまえ。」

クリス:
「別に、あんたにかわいいなんて思ってほしくないわよ。」

むしろ十分かわいいのですけどね、クリス。

日本エリアへ。
海の方へ向かうと無事船が着いていました。でもってそこにはフォッグの姿が。

フォッグ:
「すまない。そこを、どいてくれないか?私を通してくれないか?」

YOU:
「フォッグさんですね!ぼくたち……」

フォッグ:
「いかにも、私がフォッグ。すまない。急いでいるのだ。行かせてくれ。」

デビッド:
「待てよ!今、ワールドがくるっちゃってて……」

フォッグ:
「そこなんだよ!
私としたことが、愛しいアウーダをまだ、助けていないのだよ。
そうだ、きみたち!パスパルトゥーという男が、このあたりにいるはずだ。
彼に伝えてくれ。私は一足先にインドエリアのピラジの寺へ行ってくる。
アウーダが部族の酋長に、捕らえられているのだ。急いできてくれ……とね。
インドにある、ピラジの寺だ。わかったね?それじゃ、後はたのんだよ!」

クリス:
「ちょっと、あんた!



……行っちゃったわよ。
あれじゃ、フィックス刑事が、追いつけないわけだ。」

といった具合で、せっかく会えたもののアウーダとやらを助けにインドに行ってしまわれました。
人の話聞く気全く無し。そのくせ使いを頼むのだからずいぶんと勝手なお人です。
とりあえずまずは言われた通りにパスパルトゥーに会いに。
事情を話すとインドに向かうことに。こちらとしてもフォッグに会わねばいけないので同行することに。
んでここでこの後あきらかに酋長と戦いそうなので少しレベル上げを。
中国エリアのレストラン周辺でしばらく稼ぎます。
結果YOUがレベル33でえんげつさっぽう、クリスが32でトリプルシュート、デビッドが35でパントキックボムとそれぞれ全体技を習得。
全体技要員二人が抜けた穴がこれでようやく埋まるよ。
これならなんとかなりそうなので回復・準備を整え今日はここまで。
フォッグのせいで行ったり来たりで結構面倒だったよ。

それにしても、ソムはキャラ的に技覚えなくても良いとして、全体技を覚えてくれなかったニコライ…
マジ頑張れ最年長。




12日目:

ピラジの寺へ到着。
しかし入口は堅く閉ざされていました。
とりあえず寺の前に妙に派手な服装の男に話を聞いてみる。

フランツ:
「この城の中では、いったい、何が起こっているんだい?
悲鳴は、聞こえっぱなしだし、誰かが、すごい勢いで駈けこんでいくしさ!」

パスパルトゥー:
「だんなさまだな!?それに、悲鳴は、おくさまだ!」

フランツ:
「おくさま…ってことは、ステラじゃないんだね。
それじゃ、ステラはどこなんだろう。
こうしちゃいられない。ぼくは、別の城を探すことにするよ。じゃあ!」

どうやらフォッグはすでに寺の中にいるようです。
あとついでに派手な人ことフランツカルパチオの城の主人公です。でもってステラはそこのヒロイン。
さらにカルパチオ城は中央島ヨーロッパエリアにあります。入り口閉じていたんで今まで放置してましたが。
とりあえず今はまだ放っておきます。

再び寺の扉の前に来て見る。すると中から川の流れる音が。
すると川は地下水路に繋がっていることにパスパルトゥーが気づいたので地下に向かうことに。
入口の鉄格子をパスパルトゥーが強引にこじ開けいざ中へ。
ところが水路ということもありリデンブロックのように防水処理されてないパスパルトゥーはここで留守番することに。
微妙に役立たん従者だなぁ。

パスパルトゥーと別れ中へ。
すると目の前にフォッグの姿が。

フォッグ:
「君たち、どうしたのかね?ここは、ゲストの入るようなところではないよ?」

クリス:
「わかってないねぇ。ワールドがくるっちまってるんだよ!
あたしら、それを直すディスクを届けたいんだ。マスコットヴェルヌにね。
そうしないと、地下で眠らされている、ここの客が目覚めないんだ。」

YOU:
「それから、ぼくの友達でアイという女の子が、
中央島のどこかに、捕まっているらしいんです。」

フォッグ:
「なんだか、すごいことになっているんだね。
マスコットのヴェルヌなら、フェイドー島だよ。
君たちがこの島に、船でくるとき、手を振って迎えていたのがそうさ。」

YOU:
「あれが、マスコットヴェルヌ?そうだったのか……。」

デビッド:
「それじゃ、さっさとそのなんとか島に行こうぜ。」

フォッグ:
「その前に、まず、アウーダを助けださないとな。
ところで、パスパルトゥーの姿が、見えないようだが。」

ニコライ:
「下水道の水が、ダメらしくて、寺の外で待ってます。」

フォッグ:
「なさけない。防水処理が不完全なんだな。
それじゃ、君たちにパスパルトゥーの代わりをつとめてもらうしかないな。
この寺の奥で、老酋長が、私の妻となるアウーダを捕らえている。
老酋長を倒し、アウーダを無事に助けだせば、ピラジの寺を出られるよ。
ここを出たら、いろいろと力になってあげよう。」

そんなわけでマスコットヴェルヌの居場所が判明。ヨーロッパエリア内にあるフェイドー島にいるみたいです。
しかしまずはフォッグから協力してもらうためにアウーダを救出することに。
地下水路を進み寺を目指します。

寺の中へ。
入ると入口が2つあり、右に入ると

※:
「右の入り口を選びし者。宝を見逃すおろかものなり。」

と言われ、左に入ると

※:
「左の入り口を選びし者。数多の災いにまみえるものなり。」

などと言われます。
…けど特に違いは不明。
どっち進もうと宝物あるんですけど。罠があるわけでもないし。
それに少し進めばどっちもすぐ道繋がってて合流するわけですが。
だれかここの意図を教えてくれ。

それはともかくちゃっちゃと奥へ。
全体技が3つもあるんでサクサク敵が倒せてなんとも楽です。
祭壇につくとそこにはアウーダと酋長たちが。

フォッグ:
「その御夫人をどうするるもりかね?」

アサシン:
「ブギャブギャッギャ、ギャバ!」

フォッグ:
「通訳しよう。私たちを殺すってさ。」

デビッド:
「なんだと!」

そんなわけでまずはアサシン2体と前哨戦。
ただのザコなんで必殺技で十分。
さくっと倒すと老酋長が動き出します。

フォッグ:
「さっきのは、ザコです。ごらんなさい。老酋長のミイラを。
彼が起き上がって、私たちに襲いかかります。そこで老酋長の台詞、ハイ。」

しゅうちょう:
「私の花嫁を、奪おうとする者は誰だ……。」

そして攻撃。

フォッグ:
「な、なんですと!?あんな攻撃、台本には、ありませんぞ。」

クリス:
「だから、地震の時から、ワールドがおかしくなってるんだってば!」

フォッグ:
「はは、そうでしたね。しかし、この場は台本通り勝たせていただきましょう。
みなさん、もう一度決戦です!」

嫁の前で舞い上がったかワールド狂ったことをうっかり失念するフォッグさん。
お茶目というかなんというか。とりあえず台本とか言うなや。



老酋長

で、それはともかく対老酋長戦。
攻撃手段は大火球(単体が4000〜8000、全体が3000〜6000)と全体混乱のあやしい呪文と状態回復のセルフケアシステム。
ともかく全体混乱が怖すぎます。身動き取れないうちに火球連発が死ねます。
混乱回復のかみぶくろと状態回復TWのリフレッサーがないとやってられません。
混乱はまずはリフレッサー持ちのクリスかソムを回復、ついで全体リフレッサーで残りを回復すると効率が良いです。
こちらの攻撃はひたすら約1200ダメージのアクアランスで。使い手のYOUニコライデビッドはガンガンTWあるのみです。
他の攻撃TWは役に立たないのでクリスはひたすら回復係、ソムは火球が1回回避できるバーチャルマシンを使って少しでも被害を抑えるようにしましょう。
なおフォッグは援護射撃してくれますけどクソの役にも立たないので気にしなくてよいです。
応急処置とかないのなこの人…頼れる男リデンブロックさんが恋しいです。
推定HPは39542〜40730。撃破レベルはYOU36クリス35ニコライ36ソム37デビッド36でした。

老酋長を倒すと無事アウーダを救出。

アウーダ:
「ああ、私を助けてくれたのは、どなた?
ああ、フォッグさま、あなたが来てくださったの。」

フォッグ:
「アウーダ。お芝居は、けっこうです。そんな場合ではないのです。」

アウーダ:
「あら、そうなの?せっかく熱演したのに、残念だわ。」

フォッグ:
「ヴェルヌワールドのコンピューターに、異常が発生したようです。」

アウーダ:
「あら…、それは大変だこと。それで、この子たちは?」

フォッグ:
「紹介がおくれましたね。
混乱のワールドをかけぬけ、私に、危機を告げにきた、勇敢で清い心の子供達です。」

ニコライ:
「なんだか照れるなぁ。」

フォッグ:
「さて、君たちの質問に答えるとしましょうか。
まず、マスコットヴェルヌがどこにいるのか?
マスコットヴェルヌは、フランス港から見える島、フェイドー島にいます。
一番最初に、プログラムを入力されたのが、マスコットヴェルヌ。
私たちに、原作のお話がインプットされているように…、
彼には、ヴェルヌの伝記が、インプットされています。
ヴェルヌワールドは、ヴェルヌ作品のテーマを体験させるテーマパーク。
マスコットヴェルヌこそ、ヴェルヌワールドの考えを代表する存在と言えます。
彼に、ディスクを渡せれば、メインコンピューターに入力したのと、同じですな。」

ニコライ:
「ようやく、リデンブロック教授との約束を果たせるってわけだ。」

アウーダ:
「あの……フォッグさん。ステラさん達は、無事かしら。
ワールドのシステムが、くるったのでしょ?
カルパチオ城の、ロドルフ・ド・ハッツなんて、真っ先に暴走しそうじゃなくて?」

YOU:
「……ド・ハッツ?それって機械魔術師の?」

アウーダ:
「ええ、そうよ。それが、どうかしたの?」

YOU:
「アイちゃんを捕まえてるのは、そいつだ!
やっぱり、カルパチオ城だったんだ!」

フォッグ:
「君の探している女の子は、カルパチオ城にいるのか?
あの城には、サブコンピューターが、おいてあるはずだな。」

ソム:
「サブコンピューター?それは、どんなものです?」

フォッグ:
「災害時などに、ワールドの約半分を動かす、予備のコンピューターさ。」

ソム:
「これは、ぼくの予想ですが、そのコンピューターに何か秘密があると思います。」

フォッグ:
「カルパチオ城は、となりのヨーロッパエリアだ。何はともあれ行ってみよう。
老酋長を倒したから、表の門が、開いているはずだ!」

ここでようやくアイの居場所に関する有力な情報が。
さらった相手はロドルフ・ド・ハッツ。彼の居城であるカルパチオ城にいる可能性が極めて高いです。
助け出すために言われた通りヨーロッパエリアに向かいます。
寺を出て待っていたパスパルトゥーにアウーダを任せたらいざ城へ。
ところで、このときのやりとりでこんなことが。

パスパルトゥー:
「八十日間で、世界一周するという賭けは、どうなさるんです?」

フォッグ:
「心配ないさ。
革新倶楽部の連中には、私を負かすというプログラムはされてないよ。」

パスパルトゥー:
「そりゃ、またあからさまなことを…。」

先の台本のことといいもう少しフォッグは発言に気をつけて欲しいと思ったり。
一応夢を与えるテーマパークなんだからさぁ。非常時とはいえ配慮せんかい。
中の人などいないと言い張るどこぞのネズミと愉快な仲間達をちったぁ見習え。

カルパチオ城到着。

フォッグ:
「ここがカルパチオ城。
青年フランツが、機械魔術師ロドルフから、歌姫ステラを救い出す。
それが、このカルパチオ城のお話です。」

中に入るとハデな人ことフランツが。

フランツ:
「ああ、また会いましたね。ここへ何をしに?」

YOU:
「ぼくの大切なともだちが、ロドルフというヤツに捕まっているんです!」

フランツ:
「なんだって!それじゃ、ボクと同じだ。
ボクの愛しい人も、ロドルフに捕まっているんだよ。」

フォッグ:
「フランツ、2階の様子はどうでした?」

フランツ:
「中は得体の知れないメカでいっぱいだったよ。」

ソム:
「メカだって?ぼく、ちょっと見て来ます。」

フォッグ:
「こら、一人では危険です!私も行きますよ!」

…とここでメカ類を調べるためにソムが離脱。付き添いでフォッグとも一時別れます。
そして残ったフランツ達でアイ達を探すことにします。

フランツ:
「ここの地下にはろうやがあるんですよ。
ロドルフが捕らえた美女たちを、とらえるためのね。」

クリス:
「私も捕まっちゃうかしら?」

デビッド:
「何、気持ちわりぃ声出してんだよ。さっさと行こうぜ!」

クリス:
「まったく、なんで私が捕まんなかったのか、不思議よね?」

デビッド:
「さっさと行こうぜって言ってんだよ!」

クリス:
「わかったわよ。行けばいいんでしょ!」

クリス、美女の部分に食いつきすぎ。

1階をくまなく探すと右側の壁にある本棚から階段を発見。
とりあえず敵は出てきますがザコ敵相手にはソムの有無は気にもならずサクサク進めます。
うーん、ソム。かなりいらない子だ。
あと道中でカルパチオ城の本があるので忘れずに。
ってそういや地底探険の本貰ってないや。ギャー、見逃した。

奥に進むとサブコンピュータが。
なにやら目まぐるしくデータのやり取りがあるようですがソムがいないので理解できず。
しかたがないので後回しにしてさらに奥へ。
地下牢を発見。さっそく助け出そうとするもフランツが牢に触れた途端電気が走り阻まれます。

アイ:
「YOU君!これはワナよ!
ポーラステーションへ連絡しておいたのに、どうして来ちゃったの?」

聞いてねー!
まぁそんなわけでワナなわけで後ろからなにやらゴツいロボが。

ゴリアテ:
「フフフ、人質につられて、ノコノコやってきたか。
おまえたちが、地下の人間の洗脳を解いた、危険な人間たちだな。
おまえたちさえ消去すれば、ふたたび洗脳を開始できる。
おまえたちには、ここで消えてもらおう。」

そう言うなり攻撃を開始するゴリアテ。殺す気満々です。
しかし間一髪攻撃をかわすと運良く鉄格子が破壊。ステラとアイを取り戻すことが。

ゴリアテ: 「逃げ回っても、ムダだ!次の一撃で、おまえたちは鉄格子のように消えるのだ。」

アイ:
「ろうやから出てしまえば、こっちのものよ。
YOU君、気をつけて!」

YOU:
「アイちゃん!」

アイ:
「急がないと、ここは爆破されてしまうわ。」

YOU:
「なんだって?」

ゴリアテ:
「心配するな。爆破する前に、おまえたちはこの世から消えている。」

デビッド:
「来るぜ!」



ゴリアテ

対ゴリアテ戦。
攻撃手段は火炎砲(単・全ともに約8000)と単発技のレーザー砲(約10000)。
どれも体力の半分をもっていかれる非常に強力な攻撃です。
とりあえずアイが加わり5人で戦うことになるのですがそのアイはTW無しの無装備状態なので悲しいほどに戦力外。
全体火炎砲喰らったら25000近いダメージで即死するので放置しました。なまじきつけしてもすぐ死ぬんで無視したほうが効率良いです。
クリスはひたすら回復役。全体火炎砲がきたら全体パワーゲンプラスで相殺。単発技を受けたら即バーガーを使ってあげましょう。
残る3人はひたすら老酋長戦同様約1500ダメージのアクアランサーで攻撃。
推定HPは49003〜50536。撃破レベルはYOU36クリス36ニコライ36アイ36デビッド36でした。

なんとかゴリアテを退治。

クリス:
「あたしたちを捕まえるんじゃなくて、殺そうとした…。」

ニコライ:
「暴走しているわけじゃなく、あきらかに殺そうとしていたな。」

ゴリアテ:
「……そうだ。ヴェルヌは、おまえたちをゆるさない。
……新たなプログラムは、もう動いているのだ。あきらめるのだな。」

そう言い残し姿を消すゴリアテ。
どうやら相手側はもう捕まえる気が無いようであからさまに抹殺する気です。
恐ろしや。まぁ今までも散々硫酸やら火球やら機銃掃射やら喰らってて十分殺されそうだった気もしますが。
なにはともあれ無事再会を果たしたYOUとアイ。
しかしまずは爆破される前に逃げることが先決ということで急いで脱出することに。
すると帰り道にてサブコンピューターから応答が。

ダークヴェルヌ:
「人間たちよ。私はヴェルヌ。」

YOU:
「ヴェルヌ!」

ダークヴェルヌ:
「これ以上、私に逆らうと、どうなるか。分かっているのかな?」

ニコライ:
「なんだって?」

ダークヴェルヌ:
「地下には君たちの両親や、たくさんの人間たちが眠っているのだよ。
そのことを、忘れては、いないだろうな。
今後の君たちの、行動によっては、彼らの命は保障しないよ。
おとなしく、私にしたがいたまえ。もはや、計画は止まらないのだ。」

ついに姿を現した黒幕その名もダークヴェルヌ。
現れるなり地下に捕らわれた人間を人質に取る外道っぷり。
しかしそこに新たなヴェルヌからの通信が。

ヴェルヌ:
「勇気ある少年たちよ。私はヴェルヌ。」

アイ:
「コンピューターに、別のメッセージが入ったわ!」

ヴェルヌ:
「君たちの両親は、私が守っている。心配するな!」

ダークヴェルヌ:
「ちっ、割り込んできおったな!」

ヴェルヌ:
「早く、私に会いに来なさい!」

ダークヴェルヌ:
「まだ、ここは、私の方が優先されるぞ!」

ヴェルヌ:
「待っているぞ。私は…」

ダークヴェルヌ:
「だまれ!」

クリス:
「消えた!」

ダークヴェルヌ:
「ふふ、長年すごしたこの部屋だが、
私の、新しい基地の準備ができたのでな。
ここのシステムと、城をいただいていく。
パワーアップした城と、手に入れた設備を使って、徹底的に戦ってやるぞ!
ロドルフよ。電送機のスイッチを入れるのだ!」



ヴェルヌ:
「少年たちよ。」

アイ:
「また、メッセージだわ。」

ヴェルヌ:
「時間がない。このモニターの裏から脱出するのだ!」

前々からヴェルヌが複数いる可能性がありましたがここにきて2体のヴェルヌが。
どうやらお互い対立しているようで普通のヴェルヌはどうやらこちらの味方みたいです。
とりあえず人質の方はヴェルヌのおかげで安全を確保。
しかしダークヴェルヌのほうはまだまだやる気で徹底抗戦の構え。一筋縄ではいかないようです。

ヴェルヌに言われた通り裏口から脱出したYOU一行。
外に出ると電送機によりカルパチオ城が消えてしまいました。何とか間に合いました。
しかし中にはまだソムとフォッグが!



…と思ったら無事に脱出してました。どうやらヴェルヌのメッセージは彼らにも届いていたようで。
なんとか合流したわけですが今度は地下から何か音が。
カルパチオ城跡にある地下が爆破されました。そういやそんなこと言ってたね。
ショックでおもわず気絶してしまうソム。
その一方で電気ショックで倒れていたフランツの方が目を覚ましステラと再会を喜び合ったりとようやく一息といった所。
しかし今度はギラーミンがやってきました。忙しいなぁ。

ギラーミン:
「君たち!こんなところで、何をしているんだ!
勝手にグループを変えて、行動しているとはどういうことだね!」

ギラーミン、命令無視されたのでご立腹です。
ちなみにワナだというアイの通信は彼が受けていたのですが好き勝手されたせいで伝えきれなかったみたいで。
でもってこちらが無視したとばっちりで居残り組だったシャオリンとケイが気送列車調査をやらされているようでニコライとデビッドが無理矢理そちら側に行く羽目に。
でもって残りはポーラステーション待機を命じられますがここでフォッグが動きます。

フォッグ:
「ちょっとお借りします。」

ギラーミン:
「きさま、何のつもりだ!そんなプログラムをしたおぼえは……」

フォッグ:
「さあ、みんな行こう!」

有無を言わさず連れ去られました。

YOU:
「どこへ行くんですか?」

フォッグ:
「ニューヨークの、カート乗り場です。
パスパルトゥーと、アウーダが、待っているはずですよ。」

アイ:
「どういうこと?」

フォッグ:
「八十日間世界一周の、エンディングを、見ていただかなくてはね。
大事な話もあります。さっきの男に、聞かせたくない話がね。」

どうやらギラーミンの怪しさに気づいたようです。
まぁ色々と怪しさ全開なんで不信感ないのむしろデビッドぐらいなものですけど。
ともかくまずはカート乗り場へ。
到着するとクリスがソムの様子を診るからと一足先にポーラステーションへ。
二人っきりになれるようにとどうやら気を利かせてくれたようです。

フォッグ:
「フフ、彼女、イキですね。」

アウーダとパスパルトゥーがやってきたところでカートへ。

リバプール館に到着。

フォッグ:
「みなさん、ただいまもどりました。」

スチュアート:
八十日間の期限まで、残り3秒か…。ぎりぎりセーフだな。」

アイ:
「八十日間?残り3秒?」

パスパルトゥー:
「コホン、お芝居ですから。」

それはそうだがなんだかあんまりな言い様だなぁ。
とりあえず無事世界一周したということでいくつか粗品を貰う。
さらにピラジで手伝った御礼ということでパスパルトゥーから八十日間世界一周の本も。
そしてフォッグからヴェルヌに会うため島に渡るためには船がいるとのことでエバンスに相談すればよいと教えられました。
しかし各島のホストロボットは基本他の島へは出られないはず。
まずはそこから解決しなければいけないようです。
さらについでにフォッグからロボットパーツを渡されました。
これでフィックスを直してくれということらしい。

その後話が一通り終わるとシナリオがリセットされたとかで再び世界一周を始めるフォッグたち。
なかなか難儀な設定だなぁ。無限ループかよ。
ってかそれどころじゃないのわかってるんだから手伝えよ。どうせ絶対勝つ設定なんだから急ぐ必要ないのになぁ…




13日目:

フォッグ達と別れポーラステーションへ戻ったYOUとアイ。
しかし先に戻っていたクリスとソムに話しかけても特に反応なし。別働隊も戻ってきてません。
どうやらしばらく二人で頑張れということらしい。地味に辛いんですけどそれ。
しょうがないのでニューヨークエリアで一通りアイの装備を整えた後まずはロボットパーツを渡しに飛空島へ。

サミュエルにパーツを渡すと無事フィックスが復活。

フィックス:
「おお、動く。動けるぞ!サミュエル、あんたは天才だ。ほめてやるぞ!」

サミュエル:
「さっさと中央島へもどれ。
ここに、おまえがいては気球に乗って五週間のイメージがこわれるわい。」

せっかく直ったのにあんまりな言い草のサミュエルが何気に酷いなぁ。よほど鬱陶しかったのか?
それはともかく、直ったフィックスに他の島に行き来できた理由を尋ねてみる。
するとどうやらそのようにプログラムをダークヴェルヌに変更されたようで、カルパチオ城地下に向かえばよいと教えてくれました。
けどカルパチア城地下は爆破済みな罠。
そして爆破と聞くや否やフォッグのせいだと勘違いしてお礼を置いて去っていくフィックス。
せっかちなお人です。おかげであまりたいした話が出来ませんでした。
そこで次は地底島へ向かうことに。一時的とはいえフィックスと同じく他島へ移動できたリデンブロックならなにかわかるかもしれません。

地底島へ。通常入り口はハンスがいないためトンネルに入れないので地下側の従業員用気送列車を使います。
洗脳ルームへ向かうとすぐ近くにリデンブロックがいました。
しかしいきさつを話しても船のためにエバンスに会えばいいというばかり。
どうにも先にそちらのフラグを立てねばならないっぽいです。

チェアマン島へ向かいエバンスと話をしたのち再びリデンブロックの元へ。
どうも彼は彼でマスコットヴェルヌにプログラム変更により一時的に制限解除されていた様子。
そこでYOU達でなんとかプログラム変更が出来ないかと訪ねた所宇宙島地下にあるコンピューターを使えば何とかなるかもしれないとのこと。
しかし現段階ではいまだ気送列車は動かないまま。
ニコライ達の調査結果を知るためにも一時ポーラステーションへ戻ることにします。

戻るとちょうどニコライ達も帰って来てました。
話を聞くとどうも中央島の地下3階へ向かえば従業員用の気送列車であれば動かすことができるみたいです。
ただしエレベータは下から上にしか動かないためまずは地下4階へ向かうことに。
そして地下4階はゴミ焼却炉。ゴミは地上からそこへ落とされるわけです。
そこでゴミを送るカートを利用して地下へ進入することに。回収カートがある日本エリアに向かうことになりました。

…とここで話がうまくまとまったところで怪しさ全開なギラーミンがやってきました。

クリス:
「あんた、今までどこに?」

ギラーミン:
「ワールド内を調査していたんだ。文句があるかね?」

クリス:
「……別に。」

そこで一応事情を説明するとまたしても一方的に指示しようとするギラーミン。
しかしいい加減ギラーミンにキレたYOUが一方的に行動を決めます。

YOU:
「あなたが何と言っても、宇宙島には行きますよ。
ぼくらは、フェイドー島のマスコットヴェルヌに会わなければならない。」

ギラーミン:
「また、君か。そんなに勝手な行動をとって、危険な目にあいたいのか。」

YOU:
「初期化ディスクで、地下のみんなを眠りからさましたいんです。
そのためには、宇宙島コンピューターでホストの行動を解除し、
スラウギ号で、フェイドー島に行かなければなりません!
分かりましたか!」

ギラーミン:
「…わかった、わかった。そんなに英雄になりたいというのなら、
もう止めはしないさ。勝手にするがいい。」

YOU:
「そんなんじゃ……。」

ギラーミン:
「ただし、みんなを、まきこむな。一人で行けばいい。」

YOUに対して皮肉で返すギラーミンはとりあえず大人気ないなぁ。
でもって言う事聞かないなら一人でやれとやっぱり大人気なく突き放します。
しかし、

アイ:
「私はYOU君と、いっしょに行くわ。」

ニコライ:
「オレも。」

エマ:
「私も!」

ケイ:
「ぼくも行く!」

クリス:
「あたしも行くわよ。」

デビッド:
「お、ん〜、おれも!」

クリス:
「キッチンの二人も行くっていうはずよ。」

当然ながら周りは皆YOUの味方なわけで。
ギラーミン実に立場無いです。なんとも惨め。
諦めたギラーミンはその後行くなら年長者5人だけなら調査を許すとだけ言い捨てて相変わらず一人でどっか行っちゃいました。
だから大人気ないってばギラーミン。すねるな。
かくしてYOU・アイ・ニコライ・デビッド・クリスで調査に向かうことに。

ところでこの話の途中クリスがアレンの様子について話そうとしてさえぎられて忘れ去られたままなのだが病人なんだからちったぁ気遣えよなこいつら。
顔色悪くなってるんですけど彼。不憫。

日本エリアに向かうとそこには回収カートが。
その後は特にトラブルもなく地下に進入して無事地下3階にて気送列車が作動。
なんかあっさり。
せいぜい焼却炉に向かう際相変わらずデビッドがゴミくさいと愚痴ってはクリスになだめられてるくらいでした。
良いコンビだわ。

ポーラステーションに戻りエマに報告。

ニコライ:
「君の出番だよ、エマ。」

ここでソムの名が上がらないあたりつくづくいらない子です彼。
情報操作に関してはエマのが優秀なのかもしれないけどさぁ、車椅子の人間連れまわそうとするなよ。

それはともかくキッチンでシャオリンが料理を作っているみたいなので全員揃って一息入れることに。
するとシャオリンからアレンが伝染病だったと告げられます。でもって立ち入り禁止に。
判断したのはギラーミン。どう見ても怪しいです。
それを聞いてこれまで看病していたクリスが当然憤慨。ギラーミンに文句を言いに。

クリス:
「どういうこと?アレンさんは伝染病なんかじゃなかったわ! たぶん、心臓の……」

ギラーミン:
「君に何が分かるんだ。彼は……」

クリス:
「あたし、これでも看護人の資格、持ってんのよ。
エマのつきそいで、ここに来てたんだから!」

ギラーミン:
「聞くところによると、君は地震の時、彼女とはぐれたそうだが?」

クリス:
「それは、エマが観覧車に乗っていたから……」

ギラーミン:
「どんな時も、この子からはなれないのが、常識じゃないのかな?」

エマ:
「そんな…クリスさんが悪いんじゃありません!」

ギラーミン:
「病人を一人で、観覧車に乗せた優秀な看護人だね。」

クリス:
「でも、それとこれとは……」

ギラーミン:
「私だって救助員として医学の知識ぐらいあるよ。あれは初歩の伝染病だ。
それも見ぬけない君は、つきそっていて感染したうたがいがある。
全身を消毒したほうが、いいかもしれないな。」

クリス:
「やめろよ!さわんな!」

しかし口だけは達者なギラーミンに逆に言いくるめられてしまいクリスまでもが医務室に隔離されることに。
そしてこの行動でいい加減うさんくさすぎるということでニコライが見張ることに。
足をくじいた振りをしてステーションに残ることにし代わりにケイが同行、でもってコンピューターのためにエマを引きつれまずは宇宙島に向かうことにするのでした。

宇宙島に到着。
少し進むと大砲をいじくるロボットたちの姿が、ここでのホストロボットであるミシェル・ニコール・バービケーン達でした。

バービケーン:
「宇宙島へようこそ。私の名はバービケーン。大砲クラブの会長だ。」

割と普通に挨拶するバービケーン。どうやら彼ら異常に全く気づかず砲弾の整備してた模様。のんびりしてるなぁ。
そこでこれまでの経緯を説明するYOU達。
すると多少の戸惑いもあったものの快く協力してくれることに。
バービケーンが地下まで案内してくれることに。

地下に向かうといきなり戦闘に。ちょっと強めだけど1体なんで軽く撃破。
どうやら月面エリアに本来いるはずのものがここまできて暴れていたようでバービケーンもようやく事態の深刻さをわかってくれました。
その後扉を開けてコンピューター室へ。エマが手際よくホスト制限を解除してくれました。
ここでバービケーンは月面の様子が気になると砲弾の整備のためにここで一時お別れ。
YOU達はフェイドー島に向かうために中央島に戻ります。

気送列車を降りるとそこにはシャオリンが。
どうやらあっさりとギラーミンに逃げられてしまったみたいです。駄目じゃんニコライ。
ステーションに戻るとそこにニコライとソムが。

ニコライ:
「すまん。ちょっと目をはなしたすきにいなくなってしまった。」

なんのために見張ってたやら。頑張れよ最年長。本当に足でもくじいてたんじゃなかろうかと。
なおいなくなるまではコンピューターを使ってなにやら色々と調べていたようで怪しさ全開。
そもそもバリア張られていたのにどうやって進入できたのか、というより始めから潜伏していたのでは?という疑惑まで。
しかし正体は謎のまま。
そこでエマは端末を使いギラーミンについて調べることに、デビッドがニコライと共に残りギラーミンを捜索、YOU・アイ・ケイ・シャオリン・ソムでフェイドー島へ向かうことになりました。

デビッド:
「ギラーミンの野郎はオレが正体を見きわめてやる。」

ニコライ:
「おう。オレたちでやつのバケの皮をはいでやるんだ!」


チェアマン島へ向かうと船の前ではすでに準備が終わったようでケイトが待っていました。
船に乗りエバンスに話しかけるとさっそくフェイドー島へ。

島に着くと小屋が1つ。
中に入るとついにヴェルヌに会え…たのですがそこには白と黒の二人のヴェルヌが。
そして近づいてくる黒い方のヴェルヌ。

ダークヴェルヌ:
「ほぉ、よくきたねぇ。君たちも余計なことをしてくれたものだ。
いたずらっ子には、おしおきが一番だね。さあ、行きますよ。」

彼こそが暴走したサブコンピューターの化身、ダークヴェルヌでした。
何故ここに居るのかは謎ですがともかくここでいきなり襲い掛かってきます。



ダークヴェルヌ

対ダークヴェルヌ戦。
攻撃手段は混乱効果の裏切りの誘いとHPが半分ほど減ると1度だけ使う完全回復。
肉体労働は苦手なのかぶっちゃけ弱いです。通常攻撃がたかだか500くらいしか喰らわないのでそこらの雑魚敵以下です。
というわけであまり深く考えずに適当に攻撃するだけで勝てました。一度もHP回復すらしませんでしたよ。
YOUは約1500ダメージのダイヤチェンソー、ケイは約1000ダメージのりゅうさんポンプあたりがダメージ効率が良いです。
逆に他3人はたいしたTW装備できないのでチタンチェンソーで約600程度といまいち振るわず。
そこでシャオリンとアイには必殺技で攻撃。
アイのよこくホームランが約7000、シャオリンのでんげきけんが約1500となかなかの威力です。
もっとも絶望的に避けられまくりますが。よこくホームランは倒すまで20回ほど使いましたが2回しか当たりませんでした。
まぁよこくはただでさえ当たらない必殺技の中でも高威力の代わり命中率低いドラクエでいうところの魔神斬り系の技なんでいたしかたがありませんけど。
なおソムは必殺技すらたいしたこと無いんでこうふんざいで攻撃力上げたりかみぶくろで混乱回復とかバーチャルマシンで攻撃回避とか地味ぃ〜なことしてました。
嗚呼、ソム。マジいらない子。
HPは33000。撃破レベルはYOU38アイ38シャオリン38ケイ38ソム40でした。

本気ではなかったか案外あっさり倒されるダークヴェルヌ。
しかしまだまだ余裕のご様子。

ダークヴェルヌ:
「フフフ、強い、強い。」

YOU:
「お前は、カルパチオ城を消したほうのヴェルヌだな。」

ソム:
「サブコンピューターの方ですね。」

ダークヴェルヌ:
「メインもサブもあるか。それにしても、人間とはおろかなものだね。」

アイ:
「全ての人がおろかなわけじゃないわ!」

ダークヴェルヌ:
「いいや、おろかだ。特に君たちはね。なぜなら……
ホストの行動制御を解除したからさ。
アハハハハ、これで海底島の戦力を自由に使うことができるよ。」

YOU:
「なんだって!?」

ダークヴェルヌ:
「それまで、命はあずけておくよ。では、失敬!」

どうやらYOU達の行動が裏目に出て相手の戦力を充実させてしまった模様。
堂々と立ち去っていっちゃいました。

アイ:
「YOU君、どうして行かせたの?」

YOU:
「奥にいる方が、ぼくたちを助けてくれていたヴェルヌさんだ。
彼にディスクを渡せばすぬことだよ。」

しかしそんなダークヴェルヌを追おうとせずディスクを渡すことの方を優先するYOU。
一見理にかなった行動ですがわざわざダークヴェルヌがここまで居たわけでそんな簡単に解決するわけもなく…

ヴェルヌ:
「……すまない。
彼は計画に必要なシステムを、すべて海底島にもっていってしまった。」

YOU:
「なんだって!?」

残念ながら先に手を打たれちゃってました。
まぁそうでもなきゃあっさりとこの場を引き下がるわけないわけですが。
それにしてもヴェルヌの方はあんまり抵抗してないみたいなんですがどうかと思ったり。
話しかけても最初のほほんと「楽しく読めるよ」とか言って海底二万哩の本くれたりとどこか抜けてるような。
メインも壊れてるんじゃなかろうなコンピューター。

そんなわけで色々苦労してようやく会えたかと思いきや全く意味がなかったというあんまりな結果に終わってしまったわけですがここで追い討ちが。
制限解除されたことでさっそくノーチラス号が島を襲いに来ました。
行動早いよダークヴェルヌ様。殺る気全開です。
あわてて船に戻る一行。しかしノーチラス号が襲ってきたことにショックを受けたYOUが少し遅れたために砲撃により海に投げ出されることに。
そういえば彼OPでノーチラス号乗りたいとか言ってたから好きだったのでしょう。動揺するのもやむなしか。







襲撃がありしばらく…
YOUが目を覚ますとそこは船の中。なんとか救助はされたようです。
起き上がり状況を聞くYOU。
どうにもフェイドー島はノーチラス号に吹き飛ばされてしまったようです。
そしてヴェルヌも島と共に…
しかしあれはあくまで写し身にすぎないようでヴェルヌもといメインコンピューターは無事。
メッセージが送られていました。

ヴェルヌ:
「YOU君。君たちが生きていることを、私は信じているよ。
ディスクの件は残念だった。しかし、チャンスは、まだ残されている。
宇宙島のコンピューターは、メインコンピューターの支配下にある。
宇宙島ロボット工場の、最上階まで来てほしい。
海底島にいる、サブコンピューターとの決戦について話したい。」

どうやら宇宙島の月面エリアまで向かわなければならないようです。
はたしてバービケーンたちは整備を終えているのか。
修理のためフランス港に着いた船とエバンス達に別れを告げてポーラステーションへと戻る一行なのでした。





14日目:

ポーラステーションに戻ろうとするYOU一行。
しかし入り口は何者かの手により閉ざされていました。
まぁどう考えてもギラーミンの仕業くさいですが。
仕方が無いのでとりあえず中央島内のいたるところに繋がっている地下通路を経由することに。
すると地下側にも扉にカギが。しかしこちらは幸いソムでもなんとかなりいざステーションへ。
医務室に近づくと中にデビッド達の姿が。扉をこじ開け中へ。
どうにもヴェルヌのメッセージがこちらにも届いていたようなんですがそれを聞いた途端ギラーミンがエマをさらおうとしたんで止めようとしたらあっさり返り討ちにあった模様。
2対1で(クリスは見ていただけっぽい。手伝えよ!)おっさん相手に負けるなよ。というかむしろさすが今まで単独行動していただけあって実はかなりの戦闘力でもあったのか?
なんにせよそんなわけで2度にわたりギラーミンを逃がす大失態なニコライ。とことん損な役回りです。嗚呼、年長者としての威厳が!
するとそんな中久々にアレンが目を覚ましギラーミンの正体について口にします。

アレン:
「ギラーミンは、ワールドのシステムを開発した男だ。

ギラーミンは、コンピューターが学習し、進化するシステムを作った。
当初の計画では、このシステムを採用することになっていた。
だが、ギラーミンはさらに急速に学習、進化するプログラムを開発した。
すばらしく効率がよかったが、人間を否定する可能性の高い、危険なシステムだった。
そのシステムを使うことを禁じられた彼は、
メインコンピューターには、予定どおりのプログラムをした。
しかし、サブには、彼の独自のシステムを組み込んだらしい。
それがバレて、ヤツはクビに……」

…とここまで言った所に当のギラーミンが姿を現します。

ギラーミン:
「そうだよ。そいつのいうとおりだ。」

YOU:
「ギラーミン!」

ギラーミン:
「私から、途中で仕事を取り上げたりするから、こんなことになったのだ。
私は自分のものを返してもらいに来ただけだ。進化したデータと一緒にね。
実験結果は上々だよ。私のプログラムは、人間をこえて進化している。」

ソム:
「あれが進化だというのですか!」

アイ:
「人間をまっ殺しようとまで考えるコンピューターを、あなたは作ったのよ。」

ギラーミン:
「すばらしいじゃないか。それこそ、私のプログラムの無限の可能性を示している。」

アレン:
「ギラーミン、たのむ!今からでもいい!ワールドの暴走を止めろ!」

ギラーミン:
「ああ、心配するな。私がプログラムを抜き取れば、ワールドは停止する。
そうしたら、逃げだすなり、ワールドを立て直すなり、勝手にするがいいさ。
ただし、それまでは、ここに入っていてもらうよ。
武器を使って、脱出しようなんて思うなよ。ドアには細工がしてある。」

そういうなりエマを連れて去っていくギラーミン。
とりあえずエマは近くにいるんだから助けを呼ぶか叫ぶくらいしろよ。何故に妙に冷静に無言ですか?

まぁそんなわけで予想通りギラーミンは今回の騒動の黒幕ってか元凶で正体はプログラム開発者でした。
こいつの暴走1つでここまで事態は悪化したという。
しかしそれにしたってんな危険なプログラム仕込まれているのに平然とそのまま使ったヴェルヌワールドの運営者も大概な気も。
物騒だってわかってるんだから使うどころかしっかりデリートしとけよ、と。
勿体無いからそのままにでもしたのかしら?だとしたらアホすぎというかなんというか。
運営側もこの騒動の元凶の一端だよなぁこれじゃ。
あとそんな事実を知っていたのに今の今まで眠りこけていやがったアレンはさすがの役立たずっぷりです。
ギラーミンが現れたときに起きてさえいればここまで事態悪化せずにすんだものを。
見事なまでのタイミングの悪さです。

なんにせよギラーミンにはまんまと逃げられあげく閉じ込められたYOU一行。
去り際に言ったとおりドアには細工がしてありおまけにガス栓開けておくという徹底っぷりでうかつな強攻策も使えません。
しかし一通り皆と話をした後通風口を調べるとあっさりソムがこじ開けて無事外からドアを開けてくれました。
ガス充満してるならこれも十分危険な気もするがそこはまあソムが慎重に巧みの技を駆使したのでしょう。

シャオリン:
「さすが、ソムね!」

アイ:
「のんびりしていられないわ。エマちゃんが心配よ。宇宙島に急ぎましょう!」

クリス:
「アレンさんの容態が、悪化してるわ。
ニコライ、ひどい傷だね。」

ニコライ:
「ああ。さっきギラーミンにやられたやつだ。」

クリス:
「ニコライも、治療が必要ね。
デビッド、あんたもだよ!」

デビッド:
「じょうだんじゃねぇよ!
少しぐらいのケガより、ギラーミンに借りを返すのが先だ!
おまえ、エマがさらわれたってのに、行かなくていいのかよ。」

クリス:
「勝手にしな!じゃあ、ケイ君、あんた残って手伝って。」

ケイ:
「えぇ!?みんなといっしょに行きたいのに……。」

クリス:
「残りは、グズグズしないで、サッサと行きな!」

アイ:
「クリス……。」

ギラーミンを追いたいという感情を押し殺して自らの役目を果たそうとするクリスがなんとも健気です。ええ娘や。
なんにせよクリスの指示に従いニコライ・ケイは居残り、YOU・アイ・デビッド・シャオリン・ソムの5人で宇宙島に向かうことに。

宇宙島へ。
しかし一足遅くギラーミンは砲弾に乗ってすでに月面に。
すぐに後を追いたいところですが砲弾はすでに月面に、新しく作るには時間がかかりすぎます。
そこで別の砲弾を調達するために戦場島に向かうことに。砲弾なら大量に落ちてるそうな。

戦場島へ。
進もうとすると入り口にはホストロボットのシモンがいました。

シモン:
「君たち、ここは危険なんだ。中は手がつけられない状態だ。帰りなさい。」

YOU:
「ぼくたち、中にあるミサイルが必要なんです。宇宙島に行くために……。」

シモン:
「そんなことを言っても、戦史トンネルに入ったら、確実に死んでしまうよ。
生身の人間は、絶対、中には入れられない。」

どうやら物騒な名に相応しい実にデンジャラスな島らしく入場拒否されちゃいました。
確実に死ぬって、危険にもほどが。
しかしそこにリデンブロックとハンスが助けに。

シモン:
「あなたたち、物語が違うじゃないですか!なぜ、こんなところに?」

リデンブロック:
「行動制御が、解除されたのを知らんのか?
今、このワールドを救えるのは、この子らだけなんだ。
物語の主役は、この子たちに変更だ。
ロック博士を助けて、電光弾を手に入れるのだ!」

シャオリン:
「ロック博士?電光弾?」

リデンブロック:
「なんだ?ロック博士を助けにいくんじゃないのか?」

しかし微妙に話が食い違ったり。
とはいえそのロック博士を助けてくれるのなら協力するとシモンが言うのでついでに救出もすることに。
3人のホストロボットを従えいざ地上駅へ。
戦史トンネルに向かう前にまずはここのショップで装備を整えます。
特にここで売っているウェポンガイドは今後の最重要アイテムなんで大量購入。使うとTWの威力が増すのでボス戦に欠かせないです。
装備を整えたらトンネル前へ。
ハンスがタンクになりいざトンネルへ。
なんだかハンスが再改造で人格変わってる気もしますが考えたら負けです。

リデンブロック:
「ハンス!たのむぞ!」

ハンス:
「おまかせください。それでは、タンクスタイルチェンジ、スイッチオン!」

YOU:
「……ハンスさん、性格、かわったんじゃ…。」


トンネル内はひたすら一方通行。迷いようが無いので無駄にうろつかずガンガン先へ。
戦場島というだけあって戦車やら戦闘機やら危険な敵がやたら出てくるのであまり無理はしないように。
このあたりから経験値が倍々で増えていくのでここで頑張ってまで稼ぐ必要はないです。多勢に無勢なんで効率もあまりよくないです。ファイア攻撃が外れまくると1回の戦闘だけで数回修理するハメにあったりします。
そんなわけで道中で2箇所ほどしゅうりキットを買える場所があるので大量に買っておきます。
というかここでしっかり買っておかないと後々地獄を見ます。ってか最悪ハマリます。それについてはまた後日。

ひたすらトンネルを進むとそこにはゴリアテの兄弟機のギガントという戦闘用ロボが。

ギガント:
「中央島では弟が世話になったようだな。
私はゴリアテの兄、ギガント。
私達はサブコンピューターが作り出した、戦闘ロボットだ。」

リデンブロック:
「やはり、そんなものまで作り出していたんだな。」

ギガント:
「お遊び用のロボットや人間などに負けるものか。」

ハンス:
「……おれの前から、その、きたねぇツラをどけな!」

YOU:
「ハンスさん!?」

ハンス:
「行くぜっ!」

それにしてもこのハンス、ノリノリである。


ギガント

対ギガント戦。
攻撃手段はEPを半分奪うエナジードレインと約7000ダメージの水圧砲。
攻撃はHPが半分減ったときに修理するだけで良いんでどうでもよし。
EP喰われるエナジードレインのほうがよっぽど脅威です。数回喰らうとガス欠になるんでひたすら当たらないように祈ってました。
こちらの攻撃はサンダーショットが約1000ともっとも効率が良いのでガンガン使います。
でもってガス欠後はひたすら約800ダメージのファイアで攻撃。100もいかないアタックは使うだけ無駄です。
まぁなんにせよ前回同様ライド戦闘は苦戦要素無いに等しいんでわりと適当でもどうにでもなります。
推定HPは15862〜16604。

ギガント:
「……旧式の、ロボットに…、なぜ、私が……。」

ハンス:
「力が正義ではない。正義が力だということだ。」

ギガント:
「…おまえたちとは、また会えそうな気がするよ……。」

意味深な言葉を残し消え去るギガント。後々再戦しそうです。
そして無事勝利したものの無理をしたらしくハンスがここで力尽きます。

ハンス:
「ふぅ、ムネがスッとしました。…しかし、私も、もう……」

アイ:
「ハンスさん!」

リデンブロック:
「ハンスめ、無理をしおって。急いで修理をしなければ。ソム君、てつだってくれ!」

ソム:
「わかりました。」

リデンブロック:
「この先の、砂漠エリアに修理工場があるんだ。
私とソム君は、そこでハンスを修理している。砲弾は君たちで探してくれ。」

シモン:
「子供たちは私が引き受けます。ロック博士を助けだしてもらわなければならない。」

シャオリン:
「ロック博士、ロック博士って、いったい、どんな人なの?」

シモン:
「電光弾、今で言う核爆弾を発明した人だ。」

アイ:
「核爆弾ですって!?まさか、本当に、ここで核爆弾を作ってなんか……」

シモン:
「まさか…。」

なんかさりげに恐ろしい話が。ついにまで出ますかこのデンジャラスパークは。
普通に考えれば作ろうにも材料あるわけないんですけど、暴走が起きるまでもなく十分狂気のテーマパークだからありえそうな所がなお恐ろしいです。
まぁ憶測はさておき、修理のためソムとリデンブロックが一時離脱。残りの4人とシモンで砂漠から砲弾を探すことに。

まずは砂漠に入ってすぐにある小屋の中へ。
どうにも本来はここでロック博士がさらわれるところから悪魔の発明ツアーが始まる予定だったそうな。
しかし暴走した今となってはもぬけのカラな小屋なわけですが机を見ると置手紙が。

ロックはかせ:
「シモンよ。私は、ついにワールドを救う方法を思いついた…。

私の発明は、使われるべくして、使われるのだ。
バック・カップで待つ…。」

どうやらロック博士は博士なりにこの事態を解決する策が浮かんだようです。
しかし手紙を見るにどうにもさらわれたのではなく自身の意思で海賊たちの所へ向かったような感じです。
それに対してどうやらシモンにも思う所が。しかし話す気は無いらしく砲弾探しに話をそらします。
まぁシモンの方も確信に至らない部分もあるようなのでここは素直に探す方に専念。
砂漠に刺さっている砲弾を片っ端から調べます。するとショップのあるオアシスから少し東に離れた砲弾が使えそうです。
自力では運べそうも無いので運搬のできるハンスの様子を見に行くことに。
なお外れの砲弾の中に1つ悪魔の発明の本が隠れているので忘れずに取っておきましょう。オアシスの西側にある砲弾です。

修理工場へ。しかしそんな簡単に直るはずもなくしばらく時間がかかりそうです。
そんな中工場に海賊のスパードが押し入ってきました。

スパード:
「ホッホッホッ、我々にたてつくやつらが、みんなそろっているわい。
戦場島を荒らし回った代金をはらってもらおうか。おまえたちの命でな!」


スパード

対スパード戦。
攻撃手段は全体約7000のサブマシンガンとふくみ針(3度ほど使われたが回避したため効果不明)。
ひたすら撃ちまくるサブマシンガンが単純ながら脅威。ソムで定期的にこうじフィールドを張って少しでも威力を下げて使われるたび全体パワーゲンプラスでダメージを相殺するよう心がけます。
なおよりによってクリティカルまでするんでそれで結構死にますがシモンが応急処置ですぐ蘇生するので他のHP回復の方に重点を置くと良い感じです。
一方こちらからの攻撃ですが、今回の戦闘からTW威力を上げるウェポンガイドが使えるのでまずは初ターンは全員で使います。
そしてあとはひたすらチェンソー系で攻撃あるのみ。チタンですら1700ほど、ダイヤに至っては4000近い破壊力が引き出せます。
おかげでHPだけならギガントの倍はありますが倒す時間はこちらの方がよほど早く始末可能です。
恐るべしウェポンガイド。
推定HPは53584〜57385。撃破レベルはYOU44アイ44デビッド44ソム46シャオリン44でした。

襲い掛かるスパードを無事返り討ち。
そんなスパードはエッバ号という特殊な砂漠を移動可能な船の船長だったらしくこれがあればロック博士のいるバック・カップに行くことが出来るようです。
しかしそこには本格的な悪役ロボット海賊ケル・カラージュがいるらしく衝突は避けられそうもありません。
そこでハンスの修理に関してはリデンブロック一人に任せてソムが復帰、5人とシモンでまずはスパードが乗ってきたエッバ号に潜入することに。

エッバ号へ。
目的はあくまで動かすことなので寄り道せずにまっすぐ操縦席のある船首へ向かいます。ってか寄り道してもアイテム1つないんで行くだけ完全無駄です。
そして操縦席に向かうと自動操縦開始。
サブコンピューターが好き勝手改造して作った巨大ありじごくを通っていざケル・カラージュの居城バップ・カップへ向かうのでした。




15日目:

バック・カップにいざ潜入。
敵がやたらと出てきますがソム以外は全体技持ちなんで惜しまずバンバン使いましょう。2〜3ターンもあれば殲滅できます。
ただ乱発しまくるとひたすらコーヒー飲みまくることになるので残量には注意。
もっともここまで来ると大体察しがつきますがこのゲーム基本イベントごとに後戻り不可になること多すぎるんで買える機会のたび回復系はMAXまで補充してたんで事なきを得ましたが。
ちなみにバック・カップ内に自販機無いんで備えが不十分だと地獄ってかうかつにここでセーブした日にゃ最悪ハマるぞこれ。

それはさておき探索しているとロック博士を発見。
淡々と電光弾を製作中でした。
しかし止めようにもカギがかかっているため中には入れず。ついでにこちらの声も聞こえません。
そこでカギを持っていそうなケル・カラージュを先に見つけ出すことに。

その後さらに奥を探索、ケル・カラージュの部屋へ。

ケルカラージュ:
「初めてお目にかかるな。私は、ダルチガス伯爵。又の名をケル・カラージュ。」

シャオリン:
「極悪非道の海賊なんでしょ!」

ケルカラージュ:
「おほめにあずかって光栄だ。ところで、ロック博士にはもう会ったかね?」

シモン:
「きさま、ロック博士に、何をした!」

ケルカラージュ:
「私は、何もしていないよ。彼は本来のプログラムどおり、動いているだけさ。
しいていえば、本物の核爆弾の材料を、彼にあたえてあげたぐらいかな。」

YOU:
「なんだって!?」

ケルカラージュ:
「ロック式電光弾が完成すれば、人間に、我々の計画をじゃまされなくてすむ。
あらためて、君たちに世界滅亡のプログラムを教育してあげられるよ。」

シモン:
「そうはいかないぞ。
ロック博士は、このワールドそのものを破壊するつもりだ!」

デビッド:
「なに?どういうことだよ!ロック博士は、ワールドを救う方法を見つけたって…」

ケルカラージュ:
「かまわないさ。それなら、電光弾をうばって、博士を始末するだけのこと。
もちらん、その前におまえたちを処分させてもらうがね。」

そんなわけで電光弾、本物の核爆弾になっちゃいました。
というか材料が一通り揃ってるってことかヴェルヌワールド。どんだけ危険なテーマパークだよ。
下手な軍事基地よりよっぽど戦力ありすぎです。
なんかテーマパークなのは表向きで裏では軍事拠点として利用する予定でもあったのではと不安になりまくりです。
そしてシモンの口から語られるロック博士の目的。
どうにも核もとい電光弾を使ってヴェルヌワールドを消滅させる気のようです。
シモンが手紙を見ていだいた不安はこれだったようで。たしかにこんな危険なテーマパーク消えてなくなったほうが人類のためには良い気もします。
まぁそのためにはYOUほかゲストの皆様方には尊い犠牲になってもらうことになってしまいますけども。
しかし当然そんな犠牲をともなう強攻策は止めなければいけません。
まずは目の前にいる邪魔なケル・カラージュを退治します。

ケルカラージュ

対ケルカラージュ戦。
攻撃手段は全体混乱のオペラボイスと約8000の列攻撃の水平斬りと単体約10000の悪魔の斬撃。
攻撃面は全体技がない分スパードよりは弱いですが全体混乱がともかく厄介で面倒な相手です。
体勢が整わない状態で水平斬り連発されるとあっという間に前列全滅するのが実に危険。
さすがは大物悪役ロボットと言ったところかなかなか強敵です。
とにかく混乱の回復が最優先。アイとシャオリンの二人はまともなTWが装備できないこともありひたすら回復役に徹しましょう。
残りはウェポンガイド後のりゅうさんポンプとビームサテライトで。ソムが珍しく攻撃面で活躍します。
なおシモンは外れまくるショットガン撃つばっかで戦力外でした。応急処置ぐらいしてくれよ…
推定HPは54062〜56401。撃破レベルはYOU45アイ45デビッド45ソム47シャオリン46でした。

シモン:
「きさまだけは、ゆるしておけない!」

ケルカラージュ:
「…オレにとどめをさすひまがあったら、ロック博士をとめに行ったほうがいいぞ。」

シモン:
「なんだと!」

ケルカラージュ:
「電光弾は、今、完成したそうだ。研究室のドアは開けてやる。」

ケル・カラージュをなんとか撃破。
しかし止めを刺す前に電光弾が完成したことを告げその動揺のスキをついて電送で逃げられてしまいました。
さすがに大物悪役ロボットだけあってしぶといです。
ともあれまずはロック博士を止めるため研究室へ向かいます。

研究室につくと今まさに電光弾を作動させようとする博士の姿が。

ロックはかせ:
「やあ、シモン。ゲストの方々もいっしょか。電光弾は完成したよ。
これから、爆破させるから、お祈りでもしたまえ。」

シモン:
「ロック博士!何をなさすおつもりですか!」

ロックはかせ:
「さあ、人間達も祈るのだ。君達の望みどおり、ワールドを元に戻すよ。
何もない、きれいな海にね。君達は助からないが、ヴェルヌの計画は停まるよ。」

アイ:「そんな……」

そんなわけでシモンの予想通りワールドそのものを消滅させようとしていたロック博士。
しかしワールド消したらヴェルヌの野望は停まるけど元の“きれいな”海には到底戻らないと思うのですが。藻屑と化す瓦礫と放射能汚染で無事にはなるまいて。
それはさておき犠牲を強いる博士の方法は何としてもやめさせなければいけないわけですがどうやら博士自身にも葛藤があったらしく、

ロックはかせ:
「……シモン、少年達、わ、わたしを、とめ、て、くれ……。」

自らを止めるように願うロック博士。ダークヴェルヌに操られたわけでもないのですが迷いからか軽い暴走状態に陥っている様子。
願いを聞き入れるためロック博士を倒すことに。


ロック博士

対ロック博士戦。
攻撃手段は単体・全体混乱の後悔の涙。
またしても恐怖の混乱攻撃。ただし博士が他に通常攻撃くらいしかしてこないので苦戦要素は無し。ただひたすら鬱陶しいだけです。
攻撃はひたすらウェポンガイド後にチェンソー系で。でもって混乱されたらかみぶくろを使用。これだけ。
HPも低いのでいつぞやのダークヴェルヌ戦並に緩い戦闘です。回復一度も使わずに勝てたよ。
推定HPは39873〜41230。撃破レベルはYOU46アイ46デビッド46ソム47シャオリン46でした。

倒れるロック博士。

ロックはかせ:
「……わたしには、悲劇しかプログラムされていなかった。
何度も悲劇を演じるのはつらすぎるのだよ。人間は平気のようだがね。
サブコンピューターのヴェルヌの気持は、私には、よく分かる。
彼もまた、悲劇しか見えていない……。」

ソム:
「原作の「悪魔の発明」は、ヴェルヌ作品の中でも代表的な悲劇です。
サブコンピューターはそういった悲劇をもとにプログラムされたんですね。」

アイ:
「だからって、人間を滅ぼそうなんて……」

ソム:
「もちろん。それはそうです。しかし、なにか悲しいですね。」

デビッド:
「で、どうすんだ?ロック博士を助けるつもりが、こんなことになっちまった。」

シモン:
「君たちはロック博士を救ってくれたさ。そうですよね、ロック博士。」

シャオリン:
「シモンさん……。」

シモン:
「月面へ女の子を助けに行くんだったね。」

デビッド:
「それと、ギラーミンをぶっとばしにね。」

シャオリン:
「メインコンピューターと連絡を取るんでしょ。」

シモン:
「この電光弾を月に行けるように改造してあげよう。
君たちの見つけた砲弾よりも、ずっと性能がいいはずだ。
どうせ、解体するのだから……。
ロック博士、それでいいですよね。
さあ、月面島に行きなさい。電光弾は、届けてあげるよ。
気送列車駅は、一階の奥の通路から行けるはずだ。」

かくしてロック博士の暴走を無事止めることに成功。
電光弾を改造するためシモンとはここで別れ、一足先に宇宙島へ。

宇宙島に着くとバービケーン達によってコロンビヤード砲の準備は完了してました。
しかし砲弾の方はまだ少しかかるようなのでミシェルに連れられショップで時間をつぶします。
買い物を終え外へ出るとちょうど良いタイミングで電光弾を運ぶハンスとリデンブロックに出くわしました。
さらにそこにコンピューターを使ってエマの無事を確認したクリスもやって来ました。

デビッド:
「よう、クリス。おまえ、来ないんじゃなかったのか?」

クリス:
「アレンさんの調子もよくなってきたしさ。
ニコライとケイが留守番しててくれてるから。」

デビッド:
「おまえ、素直じゃねぇな。エマが気になるんだろ?」

クリス:
「さっ、ギラーミンをぶっ飛ばしに行くよ!いそいだ、いそいだ!」

デビッド:
「あれっ、行っちまった。ほんと、素直じゃねぇな。」

デビクリコンビのやりとりは見ていて和むなぁ。

それはさておき砲弾前。
シモンのおかげで砲弾が前より丈夫で広いため乗員が1人分増えて4人まで乗れることに。
そこで案内役にバービケーンは決定として残る3人の乗組員はYOUとギラーミンぶちのめす気満々なデビッドとクリスが乗り込むことに。
ちょっと待て。ここにきて3人で行動ですか。
幸い3人とも全体攻撃持ちとはいえ戦力的になんとも厳しいです。
それにしても4人乗りなわけですが帰り道にエマどうするんだよ。
バービケーン置き去り?それはさすがにあんまりだぞ。

…って思ったけど良く考えればすでに一個砲弾ギラーミン使ったのがあったなそういや。
そんなわけで帰りも安心っぽいのでいざ月面へ〜
それにしてもこちらはあくまで砲弾の乗り物だからいいものの原作じゃ砲弾をぶっ放して月面へ行くってトンデモ設定にもほどがあるよなぁ。
ジュール・ヴェルヌの想像力の豊かさには驚かされます。
ってか摩訶摩訶とか聖剣伝説で大砲が移動の手段に使われるのって元ネタこれなのかしら?

それはそうと月面到着。

バービケーン:
「おお、ここが月面……。あこがれの月の地面に、ああ、今、私は立っている。」

デビッド:
「お芝居はいいからさ。ロボット工場はどこ?」

デビッドせっかちすぎ。ちったぁ浸らせてあげなよ。
とりあえずまずはロボット工場へ向かうために無重力コースターへ乗るため西にある月面作業車に進むことになるのでした。





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