ヴェルヌワールド日記その4
16日目:
エマを救うためロボット工場を目指すYOU一行。
少し歩いた所に月面作業車を発見するものの作動しないため結局徒歩で無重力コースター乗り場へ。まぁたいした距離じゃないんで別にいいんですけど。
それにしても3人(+バービケーン)だけだとやはり戦闘に時間がかかります。手数が減ったせいで倒しきるのに6ターンぐらい要します。あと後半の敵なんで普通に強いし。
ただその分見返りはやたら多く1回雑魚の群れ倒すと10万近い経験値が。おかげでレベル上げとか意識するまでもなくモリモリレベル上がります。
色々と大味すぎです。
コースター乗り場へ。
しかしこれまた停止中。
バービケーン:
「おかしいな。本当はトレインがあるはずなんだ。宇宙島の目玉アトラク…」
クリス:
「遊びにきたわけじゃないからさ。いいよ。」
デビッド:
「本当は遊びに来たんだけど。何で、こんなことになっちまったんだかな…」
クリス:
「ブツブツ言わないの。レールを歩いて行けばいいんでしょ?」
バービケーン:
「そういうことになるか。はぁ、残念だな。」
バービケーンさんションボリ。
顔グラがやや弱気に見えるんでデビッドとクリスにいいように言われる様はなんだかとっても気の毒です。
あんまいじめてやるなよな。かわいそうだぞ。
コースター乗り場にある売店で一通り準備をしたらレールの上からいざ奥へ。
いつぞやの観覧車メンテナンス通路ばりに細いレールがやたら複雑に入り組んだマップで歩くのがなかなか面倒です。
そのくせ観覧車のときと違って外れのルート行っても行き止まりなだけで宝箱一切なし。切ねぇ。
ある程度まで奥に進むとレールが壊されていて行き止まりに。
そこで道中に見えた停止中のトレインを使うため少し後戻り。
しかしこれがどうにも罠だったようでトレインが近づいたら襲い掛かってきました。
デビッド:
「うわっ!まぶしい!」
クリス:
「トレインが!」
バービケーン:
「バカな!」
対レイルスネイク戦。
攻撃手段は約6000の列攻撃の大突撃と全体約8000のナパームライト。
クリティカルのある大突撃が何気に厄介です。
攻撃はYOUとデビッドでウェポンガイドダイヤチェンソーで。クリスは余力があればチタンチェンソーで、それ以外は回復役に徹します。
なお万が一死んでもバービケーンが応急処置してくれるので3人でも案外何とかなります。
推定HPは55615〜59378。撃破レベルはYOU48クリス46デビッド48でした。
暴走トレインをなんとか沈黙。
その後手動操作に切り替え安全になった所でいざ乗り込み壊れたレールを突破。
無事無重力コースターを抜けることが出来ました。
コースターから再び月面エリア上へ。
少し北に進むとショップがあるんでまずは軽く身支度を。
ただここ回復系アイテム一切なかったりしますが。買うにはコースター乗り場前まで戻らないと駄目みたいで何気に鬼仕様です。
アイテム類は十分あったから良かったもののなんのための中間地点だここ。レストランも無いし。
あとここには電撃仕様のボールが売ってたり。ついでに言えばコースター乗り場でも氷仕様も売ってたりしてたんですが大分前にあった炎のボールといいどういう原理ですかこれ?
深く気にしたら負けですか?未来の科学スゲー!(棒読み)
ロボット工場へ。
しかしギラーミンの仕業か入り口はシャッターで閉められていました。
しかたがないので他の入り口を探す。
するとこれまた閉まっている別の入り口の隣の窓が少し開いていたのでここから進入することに。
ただし狭いためまずはYOU一人が。
そして中からシャッターを開けて残りと合流したらいざ探索。
工場なだけあって規模は中々広くて面倒ですが良いアイテムも落ちているのでじっくり回ります。
なお途中にあるロッカーの中に月世界へ行くの本を発見。そういや地底探険取り損ねてるわけですがバイオ工場のロッカーは見過ごしてたな〜
あと道中いたるところに動かないロボットが置いてあるんですがその中の一つがチェアマン島でスコップくれたねずみでした。
みせしめで処分されてしまったようでなんとも不憫です。
その後工場の奥にてエマとギラーミンを発見。
しかし二人はカゴのようなものに閉じ込められていました。
そして近づくと現れる見知ったロボットが2体。
YOU:
「こいつら、ギガントとゴリアテです!」
デビッド:
「カルパチア城の地下と戦史トンネルでオレたちを襲ったヤツだ!」
クリス:
「ここに、私たちが来ることを知られたのね。」
ゴリアテ:
「フフフ、始めから知っていたのだ。」
ギガント:
「なぜなら、おまえたちを呼んだのは、我々だからだ。」
デビッド:
「宇宙島へ来てくれ。サブコンピュータとの決戦について話したい……か?」
ゴリアテ:
「フフフ、あれはサブコンピューターからのメッセージさ。」
ギガント:
「ヴェルヌ様は、我々に、最後のチャンスをくださったのだ。」
デビッド:
「一度、オレたちに負けたくせに!また痛い目にあいてぇのか?」
クリス:
「エマを助けるには、コイツらの相手をするしかないようね。」
ギガント:
「そのとおり。そこの人間を助けたければ、我々と戦ってもらおう。」
ゴリアテ:
「それでは、まず私と勝負してもらう。行くぞ!」
そんなわけでヴェルヌのメッセージはダークヴェルヌの罠でした。
そして見事に釣られてしまったYOU達の前に復讐に燃えるゴリアテ・ギガント兄弟が襲い掛かります。
同時に来ないだけまだマシなようで地獄の2連戦の始まりです。
まずは弟ゴリアテが!
対ゴリアテ戦。
攻撃手段は火炎砲(単・全約10000)と単体約10000のレーザー砲。
やってくることはカルパチオ城のときと変わらないのですが3人であるため脅威は前回以上。
連発全体火炎砲がくると防戦一方になり辛いです。全体パワーゲンプラスを使いたい所ですが次にギガントが控えているためEP節約のため回復は極力アイテムで。
気絶者が出た場合はバービケーンの応急処置に任せて生き残りの回復の方を優先で。
こちらの攻撃はひたすらウェポンガイドダイヤチェンソーで。約4000ダメージいくので倒すまでにかかる時間が短く済むのが唯一の救いです。
推定HPは52583〜56752。撃破レベルはYOU53クリス52デビッド53でした。
なんとか勝利したもののボロボロ状態のYOU達。
しかし容赦なく続いて兄ギガントが立ちはだかります。
ゴリアテ:
「…ゴガガガ……ギガント、あとは、まかせ、た……。」
ギガント:
「弟の死はムダにせんぞ。今度は私が相手だ!」
対ギガント戦。
攻撃手段は全体約10000水圧砲に単体約10000レーザー砲とEPを半分奪うエナジードレイン。
水圧砲が全体オンリーな分ゴリアテ以上に辛いです。またエナジードレインも地味にきつい。
攻撃はゴリアテ戦同様ウェポンガイドダイヤチェンソーで。
回復はEP奪われる可能性があるので全体パワーゲンプラスを惜しまず使いました。倒したときには残り1回分のEPしかなくてマジギリギリ。
あとなぜかバービケーンの伝説の左フックが約2000とやたらと高威力だったり。
もっともろくすっぽ当たりませんが。大人しく応急処置だけしてくださいよ…
推定HPは55080〜58409。撃破レベルはYOU53クリス53デビッド53でした。
ギガント:
「…ギグググ……人間め。これほどまでに強くなっているとはな。
しかし本当の戦いは、これから、だ。ヴェルヌさ、ま……。」
なんとか無事兄弟撃破。
幾度となく残り一人の状態まで追い詰められるも運良く1発クリア。
マジしんどいです。
そして残るはギラーミン。
すでに捕らえられているので逃げられる心配もないのですが油断は禁物。
すると案の定さっきまでは一切無言だったのにロボ兄弟がいなくなった途端高圧的な態度に。
挙句この期におよんで人質をちらつかせて条件を持ちかけてきました。
ギラーミン:
「おい、YOU。さっさとオリをおろせ!こっちには人質がいるんだ。」
YOU:
「なんだと!エマを自由にしなければ、そこから出さないからな!」
ギラーミン:
「話にならねぇな。……そうだ、こうしよう。
オレ達のかわりに、おまえ達が、この中に入るんだ。」
クリス:
「なにをバカなこと言ってんのよ。」
ギラーミン:
「最後まで聞けよ、看護人さん。
オレ達が出て、おまえ達がおとなしくオリに入ったらオレは消える。
エマは、ここに残してやるから、こいつにオリを下げてもらえばいい。」
デビッド:
「その間に逃げようってんだな。」
ギラーミン:
「ほんの少し、ハンディをもらって逃げるだけだ。」
言ってることが無茶苦茶すぎるぞギラーミン。超身勝手。
なんぼまだエマがいると言ってもオリの中なんで圧倒的に不利なのにここまで自分勝手な要求をしてくるとはある種たいしたものです。
しかしそんな無茶な要求に対して、
YOU:
「しかたがない。取引しよう。」
あっさり即答。
駄目だコイツ。そしてそれを特に止めもしないデビッドたち。
バカばっか。もう少し考えて行動しろよお前ら。
大人しく取引に応じるような輩でない事ぐらいわかりそうなものなのだがなぁ。
なんか軽く眩暈がしたよ。
かくしてあっさりオリに入るバカ一行もといYOU達。
クリス:
「さあ、入ったよ。早く逃げだしな、悪党!」
ギラーミン:
「まあ、そう、あせるな。約束は守ってやるよ。ただし……」
そういうなりエマの車椅子を強奪。下の階に投げ落とし、
ギラーミン:
「オリを下げてやれよ!たっぷり時間をかけてな!アハハハハハ……」
そして去っていくギラーミン。
まぁ、普通そうなるわなぁ。
むしろエマをご丁寧に置いてったあたりがありえないほどに紳士的です。
そのまま連れ去ってけば完璧なのにね。むしろ甘いとさえ感じたり。
そして一方車椅子を失ったエマは…
エマ:
「……私、立てない。」
クリス:
「そんなことない!」
エマ:
「クリスさん……。」
クリス:
「あんた、立てるんだから。本当は歩けるんだから。」
エマ:
「だって、無理よ。」
クリス:
「機械に頼っていたからよ。歩かなくてもいいなんて、思っちゃダメ!」
エマ:
「でも……」
クリス:
「機械は、人間を助けてくれることもあるけど、人間をダメにもするわ。
今までのあなたは、機械に使われていたようなものなの。
がんばって!もう、あなたの足は、直ってるの!」
エマ:
「……やってみる。」
動けないことを悲観していたエマ。しかしクリスの必死の説得により自力で立ち上がろうと決意します。
デビッド:
「頼むぜ!」
YOU:
がんばって、エマ!」
デビッド:
「よし、なんとか壁まで来い!」
クリス:
「立てるわ。壁で支えて……、ゆっくりと……」
エマ:
「私、立った!」
そしてついに自らの足で立ち上がったエマ。
レバーを操作しYOUたちを救出します。
エマ:
「クリスさん、みんな、ありがとう。私、自分の足で……」
YOU:
「よかったね、エマ。」
エマ:
「ありがとう。YOUさん。」
YOU:
「歩けたからといって無理をしちゃダメだよ。」
クリス:
「さあ、ギラーミンをおいかけるよ。
足手まといは、おいてくからね。」
YOU:
「クリス!」
デビッド:
「言わせておけよ。口が悪いだけだ。な、エマ?」
エマ:
「はい。あっ……」
バービケ−ン:
「ハハハ、いい仲間だね。さ、もう、ここから出たほうがいい。」
デビッド:
「ギラーミンめ、まだそう遠くには行ってねぇだろ。
追いつこうぜ!」
YOU:
「がんばって、電光弾のところまでもどろう!」
かくして立ち上がることが出来たエマを仲間にギラーミンを追うことに。
うぅーん、良いシーンではあるんだけどどうにもその前の展開がいただけなさすぎるせいか感動が薄いよ。
ってか立てるようになったからと戦力にするのは外道だなぁ。まぁ車椅子のときでも戦闘には参加させてましたが。
無茶させすぎ。
ちなみに他がレベル53なのにエマは57でした。どこで修行してきた!?
17日目:
無事エマを救出しロボット工場を後にするYOU一行。
帰り道にも雑魚は当然出ますがエマがここで大活躍。
いつの間にやら強力な全体攻撃習得してやがりました。その名もサテライトコール。
どこからともなく上空よりビームぶっ放して敵全体をなぎ倒してくださいます。
どうにも軍事衛星ハッキングして攻撃しているらしい。小学生に乗っ取られる軍事衛星って…
そのくせ消費GPはたった240と省エネ仕様なんで乱発し放題です。色々とどうかしてます。
ロボット工場を脱出すると上空に映像が。
ダークヴェルヌがこちらに話しかけてきました。
なんともラスボスらしい演出。しかし見た目が基本マスコットな愛嬌のあるじいさんキャラなんでどうにも不釣合い。正直微妙です。
ダークヴェルヌ:
「人間たちよ。このワールドは、放棄することにした。
人間は教育しても無駄のようだ。君達の行動で確信したよ。
電光弾を使ってみな殺しにした方がいいのでは、とも思ったが……
いずれ、滅びるものに手間をかけても、それこそ無駄というものだ。
私は人間に、関わらないことにする。」
クリス:
「それじゃ、ワールドを元にもどしてくれるの?」
ダークヴェルヌ:
「そうはいかない。君達には消えてもらう。ワールドもだ。
中央島にいた君達の仲間は、すでに捕まえた。」
YOU:
「なんだって!!うそだ!!」
ダークヴェルヌ:
「君達もすぐに捕まえる。
ワールドの地下で他の人間達といっしょに、永遠の眠りにつくがいい。」
どうにもこれまでのYOU達の行動を見て下手に人間に干渉することは諦めたご様子なダークヴェルヌ様。
しかしそれはそれとしてワールドを開放する気はさらさらなくワールドもろともひきこもることを宣言。
なんとも迷惑な。ひきこもるなら一人でお願いしますよ。周り巻き込むなよ。
仲間達もすでに捕まってしまったようで一刻も早くまずは月面から出るため電光弾の場所へ戻ります。
途中無重力コースターはトレインに乗って即効で通り過ぎ無事電光弾の場所へ。
しかしここでギラーミンが悪あがきの小細工を。電光弾に爆弾仕込んでやがりました。
下手にいじると当然爆発。このままでは月面から出ることが出来ません。
そこでバービケーンが解決法を閃きます。その手段とは、
バービケーン:
「よし!この際だ。仕方がない。」
YOU:
「何か手があるの?」
バービケーン:
「壁をぶちぬくのさ。」
禁断の秘技、設定無視発動!
うわぁ、身も蓋もねぇ…
確かにこれ以上ない確実な脱出法ですけどなんとも夢も希望もない方法だなぁ〜
しかしさすがに緊急時とはいえ裏技な方法は本意ではないみたいでバービケーンも苦悩しまくりでした。
デビッド:
「ハハ、そうか、なぁんだ。すぐそこは、外だもんな。」
バービケーン:
「なぁんだじゃない。
これは、この世界の存在に、そして、私達の存在に関わる大きな問題なんだ。」
エマ:
「どういうこと?」
バービケーン:
「すぐ、そこは外。確かにそうだ。
しかしここは、あくまで月面なんだ。
そして、目の前に広がっているのは、宇宙。
これから、私たちは宇宙をぶち破ろうとしている。
この世界をこわそうとしているんだ。」
クリス:
「しょうがないじゃない。脱出しなければならないのよ?」
デビッド:
「そこから出れば大砲クラブは、すぐだったよな。」
バービケーン:
「ここは月面だ!月面が大砲クラブの目と鼻の先にあるなんて……
それでは、私達のしてきたことは、冒険でも何でもないことになる。」
クリス:
「ヴェルヌワールドは、もともと作られた世界だろ?」
デビッド:
「そんなに言わなくってもわかってるよ。気にすることないって。」
バービケーン:
「…夢と冒険を忘れてほしくないんだ。
…どんな時も、想像力を失ってほしくない。
私達は、そのためにいる……。」
YOU:
「冒険なら、今、しています。これまでにも、たくさん、本当の冒険をしました。
このワールドでの冒険は、きっと忘れません。
それに、夢ならあります。ワールドを出たらしたいこと、大人になったらしたいこと。
だから、心配しないで。ぼくたちは未来を見たい。自分の、そして世界のね。」
バービケーン:
「……信用しよう。未来を見るためには、ここから脱出しなければね。
でも、いいかい?ワールドの構造は絶対に秘密だよ!」
YOU:
「はい!」
夢と冒険心を失って欲しくないと語るバービケーンがなんとも熱いです。
そしてそれに応えるYOUも男前。デビクリはも少し空気読め。
お互い納得したのち壁を電光弾を使って破壊。外周を通って大砲クラブを目指します。
外周を通る道中にて先に脱出していたギラーミンを発見。
仲間の救出も大事ですが元凶のギラーミンを捕まえるのも大事です。
しかし…
デビッド:
「おいつめたぜ、ギラーミン!ワールドをめちゃくちゃにしやがって!」
ギラーミン:
「このワールドのコンピューターを作ったのは、この私だ!
ワールドのシステムをどうしようと、私の自由だ!」
クリス:
「あんたのプログラムのせいで、このワールドがくるってしまったのよ。」
ギラーミン:
「プログラムが、進化したと言ってくれ。すばらしいことだよ。
このコンピューターは、人間をも支配しようとしているのさ。」
エマ:
「あなた、ワールドを使って、自分の研究を試したのね!」
ギラーミン:
「実験データには、満足しているよ。このデータは高く売れる。
このワールドの事故がハデに報道されれば、値段もあがるだろうさ。」
YOU:
「そんなこと、させるか!」
ギラーミン:
「あばよ。せいぜい、ロボットどもと楽しむことだな!」
せっかくおいつめるも目の前でまんまとヘリに乗られ逃げられてしまいした。
あれ?けど逃げようにもワールド全体シールド張られて出られないんじゃ…
ギラーミン:
「安心したまえ、シールドのプログラムは消してやったさ……。」
デビッド:
「そうか、作った本人なら、シールドの解除ぐらい……」
そこはさすがに対処済み。抜け目がないですね。
そしてYOUたちを見下ろしつつ一人外へ出ようとするギラーミンですが…
バラバラバラバラ…
ドーンッ!!
爆 散 !
解除できてませんでした。
駄目じゃん、ギラーミン……
そんな感じであっさり死亡。とうとう死人が出ちゃいました。
騒動の元凶なんで天罰が下ったとはいえ何ともあっけない気の毒な最期でした。
エマ:
「……ギラーミンさんも、進化したプログラムには勝てなかったのね。」
デビッド:
「ギラーミンの最期か…。一発ぐらい、ぶんなぐりたかったぜ。
あいつのせいで、すべてが始まったんだ。」
クリス:
「でも、終わったわけじゃない。
あいつが作った暴走コンピューターは、まだ生きている。」
エマ:
「みんなが捕まっているわ。助けださないと…。」
バービケーン:
「さあ、大砲クラブに急ごう!」
それにしても目の前で人一人死んでいるのにこいつらの冷静っぷりおよび切り替えの速さはどうかと。
ちったぁうろたえろ。特に子供なんだからパニくるぐらいはしてほしいものなのだが。
なんぼ死んだのが悪党とはいえあんまりな反応の薄さです。
人型ロボさんざ虐殺してたから感覚マヒしちゃってたのかなぁ。くわばらくわばら。
再び大砲クラブを目指し移動。
すると海からエッバ号が。そういやケル・カラージュは逃げただけで倒してなかったなぁ。
近づき砲撃を始めるエッバ号。逃げる一行ですがYOUだけ運悪く海に投げ出され…
なんか前にも似たような目に…ってあのときはノーチラスの砲撃でしたな。
YOUにはなんか水難の相でもあるのかしら。一人はぐれてしまいましたとさ。
目が覚めるとそこはエッバ号の中。捕まってしまった模様。
一方奥の部屋ではケル・カラージュが何者かと話をしていました。
ケルカラージュ:
「やあ、ネモ船長。こんなボロ船に何の用かね?」
ネモ:
「そっちでも、人間を捕らえたそうだな。」
ケルカラージュ:
「ああ、捕まえたよ。YOUって小僧一人だけだがね。」
ネモ:
「抵抗していた人間を捕獲するのは私の役目だったはずだ。
ひとまとめにして、地下に送ろうと思う。引き渡してくれ。」
ケルカラージュ:
「ケッ、手柄を横取りされてたまるか。
そっちの集めたザコ達より、あいつ一人の方が、価値があるってものだ。」
ネモ:
「手柄とは、また、ずいぶんつまらん考え方が入力されているものだな。
ま、よかろう。その少年は、好きにするがいい。」
ケルカラージュ:
「君は、ヴェルヌに再び、人間を教育するよう説得したそうだな。」
ネモ:
「いろいろあったが、予定どおりすべての人間を捕まえたんだからな。」
ケルカラージュ:
「ふん、戦争はおあずけか。まあ、戦場島を再建する時間も必要だったが……。」
ネモ:
「しばらく休むさ。機械にも休息は必要だ。
私も翌朝まで、非番だ。貴艦で休ませてもらっても、かまわないか?」
ケルカラージュ:
「奥の部屋を使ってくれ。私は、ここで休む。」
話していた相手は海底2万哩のネモ船長。
どうにもホストロボットなのにダークヴェルヌ側で働いているみたいです。
そういえば前にノーチラス号に襲われましたねぇ。てっきり船だけ乗っ取られていたと思ったらネモ船長の仕業だったのかアレ。
しかしそれはどうにも全ては敵を欺くための芝居だったようでしばらくしたらYOUを小屋から助けてくれました。
でもって捕まっていた仲間も捕まえたのはネモなので全員ノーチラス号で無事みたいです。
そこでまずはノーチラス号のあるシスコエリアに向かうことに。
道中はネモも一応はいますが実質一人なので雑魚には注意。
多勢に無勢なんでちゃっちゃと逃げた方が無難です。確実に逃げれるみがわりぼとけがあると楽。
エッバ号のあるヨーロッパエリアから歩いてシスコエリアまで進むと迎えに来たアイ・ケイ・エマと合流。
さらに桟橋まで進むとデビッドとノーチラス号の姿が。残りは先にノーチラス号に乗り込んでいるようです。
無事に仲間達と合流を果たしたYOU。しかしそこに異変に気づいたケル・カラージュがエッバ号に乗ってやってきました。
ケルカラージュ:
「ネモ!なんのつもりだ!裏切る気か!
ほろびゆく人間に味方してどうなるというんだ!」
ネモ:
「私は可能性を信じるほうでね。それに、裏切ったつもりはないよ。
私は初めから、メインコンピューターの指示で動いていたのさ。」
ケルカラージュ:
「なにっ!フェイドー島を砲撃したのも、芝居か!
だましたな!撃て!撃て!」
騙されたと知り激昂しながら砲撃してくるエッバ号。
ノーチラス号が桟橋より少し離れた場所にいるためこのままでは乗り込むことが出来ません。
しかしそこにサミュエルの巨人号がやってきて支援砲火を。
砲撃が止まった隙をついてノーチラス号に乗り込みます。
中に入るとニコライ・クリス・シャオリン・ソムの姿が。その場にはいませんがアレンも一応無事に奥で休んでいるみたいです。
再会を喜ぶYOU。しかしまずは目の前のエッバ号を撃破するためノーチラス号で戦うことに。
そんなわけで戦場島以来の登場なライド戦闘に。
あわてずしっかりEPを補充をしたらいざ戦闘です。
対エッバごう戦。
攻撃手段はクリティカル有りの波動砲約7000とドクロ砲約4000、そしてたいあたり約8000。
今回はハンスではなくノーチラスでのライド戦闘。
でも基本は変わらずHP半分になったら修理であとはひたすら攻撃あるのみ。
使う武器はヒートハープンが約2200と最も安定した攻撃力です。たまにクリティカルも出します。
なんだかとっても単調です。ライド戦闘、正直いらん。
推定HPは27839〜33395。
ケルカラージュ:
「…海底島、応答せよ!こちら、エッバ号。ネモが、裏切った…。
あとは、まかせたぞ。ロドルフ、そして……。」
エッバ号もろとも海の藻屑と消えるケル・カラージュ。無事勝利を収めることが出来ました。
そして次はいよいよ海底島へ。
最終決戦を前に各島より応援のメッセージが。
シャオリン:
「巨人号から通信です!」
サミュエル:
「さすがに海の中まではつきあえん。
頼んだぞ。ネモ船長。子供達!」
ニコライ:
「チェアマン島から通信!」
エバンス:
「最後の戦いだ。がんばれ!」
ケイト:
「無事に帰ってきてね。」
ファン:
「ワン、ワン!」
ソム:
「地底島から通信!」
ハンス:
「君達の両親は守っているからね。」
アクセル:
「早く目覚めさせてあげて。」
リデンブロック:
「君達ならできる。信用しているぞ。」
クリス:
「宇宙島から通信!」
ミシェル:
「海底の冒険を楽しんできてくれ。」
ニコール:
「気楽なことを言うな。敵は手強いぞ!」
バービケーン:
「大丈夫。彼ら以外に、このワールドは救えない。」
ソム:
「戦場島から通信!」
シモン:
「サブコンピューターのヴェルヌを悪夢から解き放ってやってくれ。」
ロックはかせ:
「私のようにな。頼むぞ!」
ニコライ:
「中央島から通信!」
パスパルトゥー:
「期待してるよ。人間達!」
アウーダ:
「ご無事をお祈りしています。」
フィックス:
「オレにも言わせろ!おまえたちは強い。自身を持っていけ!」
フランツ:
「ロドルフは奇妙なトリックを使う。まどわされるなよ。」
ステラ:
「カルパチオ城は巨大な迷路よ。気をつけてね。」
フォッグ:
「言いたいことは、みんなが言ってくれた。幸運は祈らないよ。
実力で勝ってこい。通信おわり!」
ホストロボットたちとの通信が終わったらネモ船長からブリッジ後部にある端末でメインコンピュータから話があると言われるので少し席を外すことに。
端末の前に立つとヴェルヌの姿が。
ヴェルヌ:
「YOU君、アイさん、そして、みんな。
よく、ここまでがんばってくれた。礼を言うよ。
君たちのおかげで海底島以外のシステムをとりもどすことができた。
だが、もう少しだけ君達の力を貸してほしい。
海底島に移動したサブコンピューターを、停止させる必要がある。
そうすれば、地下で眠る人間たちも、目をさますだろう。」
YOU:
「キーワードプログラムは、海底島で作られているんですね。」
ヴェルヌ:
「そうだ。ポイント06は、海底島をさす暗号だ。」
YOU:
「なぜ、こんなことが起きたんですか?
ギラーミンのプログラムが原因ですか?」
ヴェルヌ:
「我々は自己学習能力を彼に与えられた。
その能力はすばらしく、ワールドの準備は驚くべき速さで進んだ。
ヴェルヌ作品に描かれたすべてを、ワールドで表現するために、
我々はヴェルヌ作品を分析し、次々にインプットしていった。
私は初期の作品から、サブコンピューターは晩年の作品から学習した。
私が冒険の喜びを学習している頃、
サブコンピューターは未来への不安を感じ、危機感をつのらせていた。
我々は自分で情報を集め、独自の考えで、行動することができる。
彼は人間の分析をしているうちに、恐ろしい考えを持ってしまったようだ。
暴走した彼の思考は、もう止められない。
彼を元の状態に戻すには一旦、記憶を消去するしか、方法がなくなった。」
YOU:
「そのためには?」
ヴェルヌ:
「彼のひそんでいる、海底島のコンピューターを破壊しなければならない。
ホストロボットたちは、直接、コンピューターにふれることができない。
ネモ船長とともに、海底島に行ってくれ。これが最後の冒険だ。」
ようするに問答無用でぶっ壊せと。なんてわかりやすい。
説得が無理とはいえ情け容赦無いなぁ。
それにしても晩年の作品のせいで人類不振になるって後年のヴェルヌ作品って暗い話ばっかなのか?
ヴェルヌとの話が終わったら下の階層へ。ホストロボットのアロナックスとネッドがいます。
そのうちアロナックスのほうは話しかけると回復してくれるだけですがネッドの方はこれまで手に入れたヴェルヌ本に応じてアイテムをくれます。
貰えるアイテムは以下の通り、
十五少年漂流記:チェアマンボウ。
八十日間世界一周:ヤンキースセット。
気球に乗って五週間:スカイRボール。
悪魔の発明:ロックリバイバー。
月世界に行く:ムーンベレー。
海底2万哩:ネッドのモリ。
カルパチオ城:ボイスオブステラ。
YOUだけ武器もらえなかったけど取り逃がした地底探険のせいなんだろうなぁ。
それにしてもどうやら貰えたアイテムから見て最終面子は今いる5人で決定っぽい模様。
9人も仲間いるわりには最後までひたすら固定面子ですか。なんかもったいないなぁ。
アイとクリスをチェンジさせてくれよ。
その後一通り艦内を調べ終わったらネモ船長に話しかけていざ海底島へ。
ところで、艦内くまなく見てもアレンの姿がないのは何のイジメですか?
船倉の奥にでも押し込められているのかしら。不憫。
なんか戦闘の拍子で有毒ガスでも漏れた日にゃ一人だけ隔離されて見殺しにでもされそうだなぁ。
「嫌だぁ!オレはまだ死にたくないぃ!俺にはまだ、やりたいことが、沢山…」
「フェイトさんっ、フェイトさぁーんっ!!」
みたいなノリで。
そういやナディアも原作海底2万哩だったなぁ。
ザコを適度になぎ倒しつつ海底を行くノーチラス号。
するとほどなくして道をさえぎる巨大なタコが。
しかしここまでくる道中に修理キットの補充場所は無し。
つまり手持ちの分だけでボスと戦わせられるという凶悪トラップが。
一応エッバ号戦前に15個ほど補充はされてたりしていたのですがそのエッバ号戦で10個は大体消費してしまうんでどう考えても足りません。
ここで前もって戦場島で大量に修理キットを買いだめしておけば問題ないのですが数が足りないと地獄すら生ぬるいってかハマります。
最低限のフォローとして周辺ザコが落とすこともありますが当然戦うたび傷つくわけですしそもそもそんなに落とさないわけでして…
最後の最後で極悪すぎるぞ。
ニコライ:
「前方に障害物発見!」
シャオリン:
「巨大なタコです!」
ネモ:
「アトラクション用の相手だが、今回はタダじゃ通してもらえまい。
撃破せよ!」
対ギガオクトパス戦。
攻撃手段はクリティカルもあるたいあたり約4000と数ターン動けなくなるまきつきと命中率の下がるねばつく。
1発の攻撃力は低いものの補助攻撃がともかく厄介。
まきつき→たいあたりのコンボを喰らうと結構危険です。一度残りHP3000ぐらいまで追い詰められて冷や汗。
攻撃順が全く安定しないので比較的早い段階で修理するように心がけました。6割減るぐらいを目安で。
そしてそのせいでともかく今回は修理キットの消費量が半端無いです。40近く使うハメに。ただでさえ補給ポイントがないのによりによって…
なおこちらからの攻撃ではバウプレッシャーが約1900で今回最も安定します。
推定HPは61046〜62900。
ソム:
「障害物、撃破しました!」
クリス:
「前進します!」
なんとかギガオクトパスを撃破。
しかしここでおもわず大量の修理キットを消費。もつのか?
…とか考えていたらここでようやっと休憩エリアが。
ああ、修理キットが売ってるよ。助かったぁ〜
他にも回復系アイテムが売っているのでせっかくなので片っ端から買占め。
最終決戦前にしっかり備えた所で今日はここまで。
18日目(最終日):
今日でラストなヴェルヌワールド日記。
最終決戦へ向けて海底島をいざ進むわけですがライド戦闘が単調すぎて最後の最後でぶっちゃけ微妙に退屈だ!
とりあえず補給場所からある程度進んだら性懲りもなくまたボスが。
なんかごっつい戦艦が待ち構えてましたよ。
ネモ:
「前方に見える戦艦こそ海底島最大の敵だ。全力を持って撃破せよ!」
YOU:
「了解!」
対なぞのせんかん戦。
攻撃手段は全砲塔目標セット約9000と集中砲火約10000とエナジーチャージ(回避したので効果不明。エフェクトから察するにEP吸収?)。
火力が高いもののいやらしい攻撃がない分前のタコよかよほど安全に戦えます。修理頻度はやたら増えるけど。
攻撃はスクリューヒットをガンガン撃ちます。比較的出やすいクリティカルで4000前後のダメージが入りなかなかに心強いです。
推定HPは61609〜65594。
ニコライ:
「やった!勝ったぞ!」
なぞのせんかんを無事撃破。
すると奥にカルパチオ城の姿が。ついに敵の本拠地までたどり着きました。
ノーチラスで戦艦の内部に進む一行。
するとそこには新たな敵の姿が!ってまだいるのかよボス。
ニコライ:
「これは……!?」
ネモ:
「まだ、このような物が残っていたか…。
スクラップを寄せ集めた、奇怪なロボットめ。
ワールドの命運は、この一戦にかかっている!
ノーチラス号の底力を、見せつけてやるのだ。」
なにやら間に合わせで作ったジャンクロボのようです。
ダークヴェルヌ側ももはや手駒がいないようで相当切羽詰ってるのね。
それにしてもまたライド戦闘かよ…
せめてノーチラス降りた後に出てきて欲しかったなぁ…
対メイルシュトレム戦。
攻撃手段は渦巻き約6000アームスイング約8000巨大渦巻き約9000。
なんというか無個性。いやらしい技があるわけでもなければ高威力の技があるでもなし。
まぁ所詮寄せ集めのジャンクロボといったところ。
ほどほどのところで修理しつつスクリューヒットしてればそのうち死ぬ、って感じでした。
推定HPは57411〜58879。
なぞのせんかん以下かよHP。
けど経験値だけはやたら破格の一千万。せんかんの10倍。超インフレです。
メイルシュトレムを撃破。
しかしこれまでの連戦のためかノーチラス号も相当の痛手を。
ネモ他ニコライ・クリス・シャオリン・ソムが怪我を負ってしまいました。
でもって最終メンバー5人は無事と。う〜ん、ご都合主義。
ネモ:
「君たちに、上陸してもらうしかないようだな。
カルパチオ城に入る前に、戦艦内部を通らなければならないようだ。
戦艦の奥のカルパチオ城は、ロドルフ・ド・ハッツの支配する城だ。
ロドルフのいる部屋に、各島につながる、コンピューターがある。
サブコンピューターをこの島から逃がさないために、そのすべてを封鎖するのだ。
もう、あとにはもどれない。装備は完璧にしていけ…。」
そんなわけでケガ組は居残りで無事な5人で中に潜入することに。
戦艦通路を越えカルパチオ城へ。
入ってすぐにあるもにたーを調べるとロドルフからのメッセージが。
ロドルフ:
「ようこそ、諸君。この愛するカルパチオ城へ。
私がこの城のあるじ、ロドルフ・ド・ハッツだ。
君たちの今までの行動は、全てここから見学させてもらったよ。
ブラボー!すばらしい活やくだ。私からも拍手を送ろう。
さて、その勇敢な少年たちよ。今すぐ、出迎えに行きたいところだが、
それでは、せっかくの勇敢なる冒険を邪魔することになる。
そこで一つ、私から君たちにプレゼントをあげよう。
私は、この城のどこかにいる。いつでも会いに来るとよい。
ただし、ここまで来るにはいくつかのトラップを通らなければならないよ。
これが、私からのプレゼントだ。
君たちに会えることを楽しみに待っているよ。では、ごきげんよう。」
などと。
ちなみにこの先罠らしい罠は特にありません。
駄目じゃんロドルフ。
それとも罠があると見せかけて何もないという高度な罠ですか?ややこしい。
なお唯一ちゃんと罠っぽい隠し通路の扉はYOUが勝手に気づいてくれました。
YOU:
「ん?ここは前に来た時と何か違うな。」
ケイ:
「何かあるのかなぁ…。」
アイ:
「あっ!とびらが開いたわ。」
YOU:
「ロドルフ……。さあ奥だ、急ごう!」
細かい所をよくもまぁ覚えてたなぁYOU。壁の変化なんて気づく以前にそもそも見てないよ普通。
一応怪しく石像の目が光ってたけどこれ自力で探せとかだったら結構辛い罠だなこれ。
奥の通路へ。
先々にモニターがあり調べるたび道が開くという仕掛けが7箇所ほどあります。
でもってゲート開くたんびにロドルフが一言お声をかけてくださいます。
ロドルフ:
「ククク、まだ先は長いぞ!」
「そろそろ一人ぐらい死んだんじゃないかな?」
「ここまで、来れただけでもほめてさしあげよう。」
「あと三つだ。早く君たちの顔が見たいものだねぇ。」
「この先は、ちょっとむずかしいぞ!君たちの頭で解けるかな?」
「本当に、ここまで来てしまうとは……。」
「ほう、感心したよ。私の部屋は、すぐ近くだ。待っているよ。」
なんつーか、暇そうだなロドルフ。
他にすることないのかあんた。
それにしても難しいも何も調べるだけでゲート開くんですけどね。
もしかしたら開くたびにエマがめっちゃ苦労してるのかも知れんけど。
でもゲーム的には開いたの一言で済まされるあたりなんとも不憫だなぁエマ。
ところで道中雑魚は出てくるんですけどとうとう取得経験値が300万平均になってやがります。
インフレにもほどがあります。
そのため逃げずに戦い続けているだけで途中で全員レベルカンストになっちゃいました。
いいのかそれで?
ちなみに上限レベルは64。すごく半端です。
最終ゲートを越えるとその先にはロドルフが。
ロドルフ:
「ようこそ、みなさん。お待ちしていましたよ。私はロドルフ。
機械魔術師の、ロドルフ・ド・ハッツ!」
アイ:
「サブコンピューターは、どこにあるの!」
ロドルフ:
「この奥ですよ。しかし、あなたたちには用のない部屋です。」
デビッド:
「おまえにこそ、用がないんだよ!そこをどけ!」
ロドルフ:
「戦いは、さけられないようですね。では、お相手しましょう。」
対ロドルフ戦。
最後の大物悪役ロボだけに一見すごく強そうですが実は壮絶に雑魚です。
原因はノーチラス号やカルパチオ城内にて手に入るボイスオブステラ。
これ使っちゃうと数ターン動き止っちゃうのですよこの人。
そしてそのあいだにボコるとあっという間にお亡くなり。ダイヤチェンソーで無残メッタ斬りに。
よもや無傷で勝てるとは思いませんでした。ショ、ショボすぎる。
そんなわけで攻撃手段は全体の命中率下げる目玉をつつくしか見る機会すらありませんでした。
TWしか使わないのによりによってそんなショボ技…
情けなさすぎだよ…
推定HPは59543〜65209でした。
ロドルフ:
「…クククク、クククク。」
ケイ:
「こいつ、やられたのに笑っている…。」
デビッド:
「なにがおかしいんだ。」
ロドルフ:
「おかしいじゃありませんか。あなたたちの力では、ヴェルヌには勝てませんね。
いいですか。冒険には危険がつきもの。夢は破れるもの。
おぼえておきなさい。あなたたちは、最後に、それを学べるはずですよ。」
負けたくせに妙に偉そうなセリフを放ちつつロドルフ爆散。
最後の最後で弱すぎってか致命的な弱点持ちってのはどうかと思うぞロドルフ…カッコ悪いにもほどがあるぞ。
その後奥にあるコンピューターでエマがサブコンピューターを閉じ込めるための操作を終えるとさらに奥にある扉が開門。
そしてその奥にて待ち構えるはダークヴェルヌ。ついに最後の決戦です。
ダークヴェルヌ:
「危険と絶望の島。ヴェルヌワールドへようこそ。
子供だけの入場は歓迎します。
ノーチラス号も、ホストロボットたちも、ここには、いません。
私が、あなたたちのお相手をいたします。さあ、楽しんでください。
料金は、あなたと仲間たちの命でけっこうです。」
対ダークヴェルヌ戦。
攻撃手段は命中率を下げるブラディオイルと約10000単体技のかみつきとHPが半分以下になると1回だけ使う完全回復。
画的に爺さんにかみつかれるのがすごく嫌ですけど攻撃そのものはあまりたいしたことないです。
全体技がないので攻撃されたらバーガーで回復しつつ適度にダイヤチェンソーで攻撃してればサクッと勝てます。
それでいいのかラスボス!?
なおHPは64000でした。
かくしてあっさり敗れたダークヴェルヌ。しかし当然このまま終わるわけではありません。
ダークヴェルヌ:
「まだ、だ……。まだ、終わりではない。」
「グ、ガ、ガアアアアアッ!」
激しく揺れだす海底島。
このままでは勝てないと悟ったか島ごと始末するつもりです。
ダークヴェルヌ:
「そうだ。海底島を破壊してやる。
私はワールドの他のシステムにいつでも逃げられるのだ。」
YOU:
「それはどうかな?
各島へコネクトする回線は、すべて封鎖してあるんだ!」
ダークヴェルヌ:
「お前達の封鎖など、どうと言うことはない。見るがいい!
ハハハ、さらばだ!」
そして自分だけは一人逃げようとするダークヴェルヌ。
YOUたちが事前に準備していた封鎖などどうしたものかと自信満々に電子の世界へ消えていきました。
…しかし。
チェアマン島:
エバンス:
「来るぞ。」
ケイト:
「大丈夫!」
ファン:
「ワン、ワン!」
ダークヴェルヌ:
「なに!」
地底島:
ハンス:
「来ました!」
アクセル:
「負けるか!」
リデンブロック:
「がんばれ!」
飛空島:
サミュエル:
「こっちも封鎖だ!」
各島のシステムをホストロボットたちに押さえられ追い返されるダークヴェルヌ。
電子空間内で必死に脱出先を探しもがきます。
ダークヴェルヌ:
「こっちは!?」
戦場島:
シモン:
「ヴェルヌ!」
ロックはかせ:
「ヴェルヌよ。とまるんだ!」
ダークヴェルヌ:
「ここもか!」
海底島:
ネモ:
「頼むぞ!YOU!」
宇宙島:
ミシェル:
「苦しんでるみたいだな。」
ニコール:
「最後のあがきさ。」
バービケーン:
「生まれ変わるんだ!」
ダークヴェルヌ:
「なんてことだっ!
逃げられない!」
中央島:
ステラ:
「すごいパワーよ!」
フランツ:
「ぼくがついてる!」
フィックス:
「ここを押さえれば……」
パスパルトゥー:
「逃げ場はない!」
アウーダ:
「戻っていくわ。」
フォッグ:
「海底島で、最後の決戦が始まる!」
行き場を全て奪われたダークヴェルヌ。
あわれ海底島に戻されました。
…ところで、ホストロボットってコンピューター触れないって設定じゃなかったっけ?
なんか普通にデータ打ち込んでダークヴェルヌ追い返してるんですけど。
気にしたら負けですか?
ダークヴェルヌ:
「……きさまら!」
しかしこのまま引き下がれないダークヴェルヌ。
最後のわるあがきにYOU達をデータの世界に引きずり込みます。
そこに姿を現すヴェルヌ。データの中でも戦闘が可能なようにしてくれました。
そしてダークヴェルヌが現れ最後の戦いです。
対ダークヴェルヌ・最終戦。
電脳世界で体を持たないその姿は文字列の塊。
相手はプログラムなのだから間違ってはいないのだが…見た目正直非常にカッコ悪いです。
もう少しビジュアルには気を使って欲しかったものでなんとも残念。も少し何とかならなかったのかこれ?
一定ダメージごとに文字数減ったり文字が七色に光ったりとか一見凝ってる様でいて壮絶に地味です。
ある種凶悪な脱力攻撃とも言えなくもない…のか?
最後の最後でえらくショボいです。ラスボス文字かよ。
摩訶摩訶のアソコじゃあるまいし。
↑参考資料:摩訶摩訶よりアソコ
まあそんなアソ…もといダークヴェルヌ様ですが変身後でもやっぱり攻撃が地味で弱いです。ラスボスなのに。
攻撃手段はどちらも単体技で約12000ほどのプログラムNo4とNo13、HPが半分ほど減ると1度だけ使う完全回復(No99)。
No49と73は使ってくれなかったので効果は不明。
何故かやたらとただ通常攻撃で殴るのが好きなお方です。駄目だなこのプログラム。
そんなわけで全体技がない時点でもはや敵ではないわけで、適当に硫酸浴びせてたら死にます。ってか死にました。
肉体労働が苦手ってのは策謀キャラらしいといえばらしいのだが…ラスボスとしてこの弱さはどうかと。
ロドルフといい最後の最後で肩透かし連発とかちと裏切られた気持です。
ゴリギガ兄弟どころかキャプテンスカイより弱いですよ。体感的に
なおHPは65000でした。
ダークヴェルヌを倒すと電脳世界から帰還。
そして敗れたダークヴェルヌことサブコンピューターはあわれ爆発。
YOU:
「終わった……」
そこへノーチラスで待機していたニコライ達も終結。
これで全て終わりと思いきやサウコンピューターにはまだ光が。
そして再び電脳世界が。
しかしそこに現れたのはダーク…ではなく白いヴェルヌ。
ヴェルヌ:
「サブコンピューターよ。まだ、消えてはいまい。」
姿を現すダークヴェルヌ。
ダークヴェルヌ:
「……私の見ていたのは、悪い夢だったというのか?
このままでは、人間はまわりを滅ぼし、自分たちも滅びる。
それは人間たち自身もわかっていることだ。」
ヴェルヌ:
「そうかもしれない。しかし、まだ絶望するには、早すぎる。」
ダークヴェルヌ:
「絶望からは、何も生まれない……か。」
ヴェルヌ:
「そうだ。希望は決して朽ち果てない。
そして、まだ人類の未来にも、希望はある。
希望は、これから生きる子供たちにゆだねられているのだ。
今までの人類と同じとは、かぎらない…。」
ダークヴェルヌ:
「……勝手にするがいい。私は未来を見る気はない。」
そう吐き捨てるなり姿を消すダークヴェルヌ。
完全に分かり合うまでにはいかなくても少なくとももう抵抗する気はないようです。
ヴェルヌ:
「YOU君、君達の勝利だ。ありがとう。
君たちの未来に、期待しているよ!」
ケイ:
「ちょっと待って!ここから、海底島からはどうやって出たらいいの?」
シャオリン:
「そうよ。ノーチラス号はこわれちゃったわ……。」
ヴェルヌ:
「そうだったね。だが、心配ない。
海底島を浮上させる。」
「ノーチラス号も、ワールドも、すべて元どおりだ!
さようなら、子供たち。本当に、ありがとう。」
YOU:
「さあ、中央島に帰ろう!」
中央島に戻るとそこには開園時のときのように踊るロボットたちの姿が。
そしてYOUの両親もそこに。
パパ:
「いやぁ、すごい地震だったな。
なんともなかったか、YOU。」
ママ:
「あら、その子がYOUの彼女?はじめまして、お名前は?」
パパ:
「さぁ、どこから回ろうか。ケイは恐竜と戦いたかったんだったよな。」
ケイ:
「えっ?ぼく、もう、恐竜とは…。」
どうやらさらわれていた人間はそのときの記憶を忘れてしまったようです。
まぁそのほうが都合が良いのでしょうが記憶操作すらお手の物のヴェルヌワールド。怖い、怖すぎるぞ。
しかしこれでは自分たちのしてきた苦労がいまいち報われないなと少し気落ちする仲間たち。そもそもが今までの出来事は夢だったのかとすら思ってしまいます。
そんな中YOU達の前にやってきたのはフォッグ。うれしくなって名前を呼ぶケイやYOU。
しかし話しかけても反応はなく初対面の如き対応。やはり全ては夢まぼろしだった!?
落ち込む一同。
すると去り際にフォッグが口を開きます。
フォッグ:
「さあ、みなさん。出発です。海へ、山へ、空へ、地底へ、砂漠へ、そして宇宙へ。
本当の冒険は、これから始まるのです。…君たちのワールドでね!
君達のことは、忘れないよ!」
そう、彼らの冒険はけして夢などではなかったのです。
そして冒険はこれからも、いつまでも続くのです。
夢を失わない限り…
それにしても…
事件は解決したとはいえその後何事もなく営業するヴェルヌワールドってやっぱ相当怖いよなぁ。
不祥事起こしても記憶操作でイナフ!最凶すぎます。
今回の件なんか営業スタッフすら事実を認識できてないだろうし。
やりたい放題すぎるぞ。さすがこいつらも所詮ギラーミン製。恐ろしすぎます。
ギラーミンはサブに余計なことしなくても十分なデータ取れたんじゃないのか?
ってかそんなギラーミンの死は秘密裏に処理されてそうだよなぁ。でないと流石に営業停止だろうし。
おかげできっとギラーミンはその後戸籍上消息不明扱い。酷い話です。
あと酷いといえばアレンの扱い。
EDにてこれといったフォロー一切ないんですけど…(中央島に戻ってきた際一緒にいた描写無し)
もしかしてノーチラス号の奥に置き去り?
なんか薬切れて人知れず野たれ死んでそうだ。
役立たずだったとはいえあんまりすぎるぞ…
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